柴崎はにやっと笑い、 「あれぇ、堂上教官は知ってたけど。
まさかあなただけ仲間はずれ?皆で話したらしかったけどぉ?」 とあからさまにからかう口調で言葉を吐いて来た。
後ろを振り向くと、図書隊の制服に身を包んだ女性が二人居た。
その時、郁と柴崎の会話の話題となったのは、最近女子の間で話題となっている事件、「痴漢」についてだった。
後ろに立っている方は郁より少し低い身長、胸はちょっと大きめといった身体。
「業務部での対策案は?」 「警備の強化かな。
戦闘職種の人間だ。
部隊に相談きてない?」 部隊とは、郁の所属する図書特殊部隊 タスクフォース のことである。
手を掛けた方は背が高いと言われている郁の身長を軽々と越す身長に、郁は「いいなぁ!」と思っているに違いない巨乳が存在感を示している。
「笠原士長と柴崎士長ですね?始めまして」 「はぁ…?」 柴崎はこちらこそ、と返していたが、混乱した郁の頭には何が何なのか理解できなかった。
郁や柴崎、手塚がまだ図書士長だった頃、武蔵野第一図書館ではある事件が起きていた。
あの人達ならやれる」 安心したように真希野に微笑みかけた。
両方とも腰にはホルスターを装着しており、中には拳銃が入っている。
耳には薄いグリーンの眼鏡を掛けている。
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名前の由来は東大和図書館の館の形かららしい。
「あの、どなたで?」 柴崎が困ったように話しかけた。
そんな郁の顔を見たのか、柴崎は苦笑しながら、 「まだ期待しないでね。