男前である。
「これが最後です。
そうすると東京の例を見るように区議会というものができて、そこに議員さんが行くのだから同じではないか、という見方がありますが、そうではないのですか? 須田)例えば千代田区と東京都を比べて見たときに、権限、予算を握っているのは圧倒的に東京都です。
市役所の財政局長が記者会見で頭を下げて「お詫び」しているのも、不気味としか言いようがない。
そのため、この問題の扱いをめぐって、大都市(特別市に賛成)側と道府県(特別市に反対)側が対立して決着がつかなくなりました。
もちろん合理的な思考や判断力があった方が良いのは間違いありません。
だが、同じく大阪維新の会の松井一郎大阪市長、吉村洋文大阪府知事が再チャレンジし、「勝つまでジャンケン」の様相となっている。
住民投票の否決を受け、都構想を推進してきた大阪市の松井一郎市長は任期満了後の政界引退を表明。
さすが、話がうまい。
0か100かの不毛な抗争は、大阪がこの10年近く陥ってきた政治的な病理である。
一方、今回の住民投票は2015年に比べて有権者が約10万人増えましたが、反対票の69万2996票は、2015年の賛成票(69万4844票)を下回っています。
ここは大きい。
正解がないからこそ、みんなのことをみんなで決めているのです。
人気があるのが頷ける。
むしろ、客観的な正解がないからこそ、選挙をしているとさえ言えます。
「ミスターX氏」であれば簡単にできたはずの「名称変更」の規定 **をあえて置かずに、住民投票で大阪府が「大阪都」に「昇格」することを名称変更によって住民に可視化する手立てが封じられています。
その方がいまの東京都にとってはハッピーだったのではないかなと思います。
もちろん、現実に超高齢社会となった日本ではシルバー民主主義という問題が存在しているのは確かですし、今回の結果も全くシルバー民主主義的でないとは言いません。