カケラ 湊 かなえ - 湊かなえさん「カケラ」インタビュー 逃れられない「美」の基準｜好書好日

母親の横網八重子は背が低くて運動もできず暗かったけど、八重子の 娘は太ってはいたけれど背も大きく運動神経は抜群で明るく皆からも慕われていたらしい。

同級生の話 久乃は小学生の時に「チビ」と呼んでいた同級生の堀口の息子がアミと同級生なので連絡して帰省します。

矛盾点があっても、どちらかが嘘をついているのではなく、どちらもそれぞれにとっての真実でした。

まるで、詐欺師のような扱いですね。

言葉がわからない国のラジオを聴いているみたいに流すことができるようになってた。

にしても小学生のイジメってほんとくだらないことでからかうことが多いですね。

サノちゃんに結婚式で直接見てほしかったな。

横網八重子:小学生の頃に体型のことでクラスのみんやにからかわれていた。

男って、女はみんな自分のスリーサイズ知ってるもんだと思い込んでない？ それで、酒の席で墓穴掘ってる上司って……、サノちゃんの周りにはいなそうだけどね。

一度、四四キロになっていて、山の麓の公衆浴場の脱衣場に響き渡るくらい声を上げたことがある。

でも、ばあさんはずっと言い続けていたからね。

旦那や義父母に怒られようが、嫌味を言われようが、耳の奥まで入ってこない。