そして、シカゴ万国博覧会の成功もあり、エジソンの直流ではなく、テスラの交流が急速に採用されるようになったのです。
テスラも「交流方式」が効率的と主張しますが、エジソンはこれを一蹴、これまでどんなに成果を出しても認められない事に、テスラは不満を抱え、エジソンを見限り「エジソン・エレクトリック」を退社します。
電流戦争に勝利したのは、ジョージの提唱する交流送電!!そして、結果発表後、万博の会場でエジソンとジョージは会話を交わします……。
あと、カメラワークがとても個性的で良いなって思ったのと、個々の人物像の掘り下げ方や過去に何を経験しているのかをさりげなく差し込んでくるのが上手いって唸った。
「僕が跳びはねる理由」 C 2020 The Reason I Jump Limited, Vulcan Productions, Inc. なので、深掘りされているのは、エジソンとウェスティングハウスが 「どういう人間だったか?」という点で、特徴的なのが、 エジソンを傲慢で癖のある、かなり厄介な人物として描いている点です。
フランクリン・ポープ: ()• 電気によって「夜を葬る」と宣言した人物がいました。
さらに直流vs交流の電流戦争がエスカレートする中で、彼らは図らずも各々の主義を裏切ることに。
発明家たちの 「足の引っ張り合い」「粗探し」「ドロ仕合」。
でもうまくいかない! 直流送電よりも 交流送電の方が、コストがかからないことをアピールするジョージ。
監督は「ぼくとアールと彼女のさよなら」のアルフォンソ・ゴメス=レホン。
新聞記者を通したネガティブキャンペーンや、感電死という言葉が無かった当時に、電気による処刑を「ウェスティングハウスする」と表現した、映画内で語られているエピソードは、実際の話のようです、 傲慢で癖のあるエジソンですが、自身の家族の前では、良き夫、良き父親であろうとする、人間的な部分を見せ、妻のメアリーを失ってから、深い喪失感を見せるなど、 主演のベネディクト・カンバーバッチが、エジソンを繊細かつ魅力的に演じています。
ワインスタインの介入がエスカレートしていく中、ゴメス=レホン監督は心身共に疲弊していった。
エジソンズ・ゲームの紹介:2019年アメリカ映画。
アメリカ中から天才発明家と崇められ、大統領からの仕事でさえ、気に入らなければ断る傲慢な男でした。
夜が文字通り暗闇だった1880年、天才発明家トーマス・エジソンは電気の力で世界を照らそうとしていた。
自らの信念を曲げてしまったエジソンですが、開発に直接携わる事は無く、手紙でブライアンに指示を出していたのです。
そのエジソンと「電流戦争」を繰り広げなければならなくなった事に、苦しんでしるウェスティングハウスが印象的です。
エジソンは、その場で自分の負けを認め、エジソンはウェスティングハウスを「ジョン」と、ウェスティングハウスはエジソンを「トム」と、それぞれ愛称で呼び検討を称えます。
以上、映画「エジソンズ・ゲーム」のあらすじと結末でした。
監督:アルフォンソ・ゴメス=レホン 出演:ベネディクト・カンバーバッチ(トーマス・エジソン)、マイケル・シャノン(ジョージ・ウェスティングハウス)、トム・ホランド(サミュエル・インサル)、ニコラス・ホルト(ニコラ・テスラ)、キャサリン・ウォーターストン(マーガリート・ウェスティンハウス)、タペンス・ミドルトン(メアリー・エジソン)、マシュー・マクファディン(JPモルガン)ほか 目次• 正反対のふたりの天才が、情熱、プライド、人生、すべてをかけた本気のバトル。
Greg Evans 2019年6月25日. 19世紀の夜を描く照明と撮影も秀逸。