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彼女は、技術的に完璧であるにもかかわらず、内面から湧き上がるものがなく、自分には才能がないと自己嫌悪に陥っていた。
本作に出てくる一部楽曲はご家族による作曲だったりします。
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この先の展開が期待できる作品でした。
自分の琴線に触れる音楽ものって、とある曲の以下のフレーズを地でいってるような作品がほとんど。
愛の方は正直に「音符と音符の間」と答えますが、それは彼女から見ても、かなりレベルが高いことであると告げるのです。
第5話「流星群」第13話「久遠」。
武蔵はさらなる部員勧誘のため部活発表で箏を演奏するが、全くいい所を見せられない。
一見マイナーな文化部とて、全国優勝の壁が厚いのは同じこと。
優しいだけで部長らしいことは今まで何も出来なかったあの部長が啖呵を切った。
笑 そういうのが苦手な人は苦手かも。
よかったのはOP・EDと声優さんのお芝居かな。
キャラデザも演奏中の背景も良いですね。
あとお琴の演奏もとても良いんですよ。
「ちはやふる」と違う点は主人公が男性だという点と、メインキャラの過去がけっこう重たい部分だろうか。
大人になった今、時間も限られてますし今更楽器なんて…と思いますが、本作品を読んでいると今からでも遅くないよと言って貰える様な気がします。
青春もの、成長や友情を求める人には物足りないかも。
にもかかわらず入部希望だという美少女、鳳月さとわが現れる。
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全員が復活しての演奏に震えたよ~~。
さとわとお母さんのこともそうですが、晶さんとお兄さんの微妙だった関係もこれをきっかけにすっきりしそう。
そこへ周りから不良と恐れられている新入生の久遠愛(くどう ちか と 箏の家元の娘で琴の天才少女として有名だった鳳月さとわが 入部することから始まる青春、部活物語です。
滝波先生とちょっとフラグ立ってましたがどうなるんでしょう? 敢えて微妙な所を上げるとすると、演奏完了後の話の切り方がもったいなかった時があったかなと思いました。