(例)"I wanna get the new iphone, but I'm broke. にアレンジした「One Jump Ahead Reprise (ひと足お先に(リプライズ))」は、アラジンが相棒のサル・アブーと暮らすあばら屋で歌われる1曲です。
1回目ではが自分の主張に対して、自分の立場からは思うようにいかないもどかしさを。
つまり、機転が利き、身体能力にも優れているアラジンは、たくさんの衛兵に追われる困難な状況下にいながらも、物理的そして精神的に、常に衛兵たちの一歩先を行く、賢くもあり、逃げ足も速い青年であるということがわかってくるのです。
邦題こそ「アバヨ、王子様」ですが、「Prince Ali Reprise 」という原題からもわかる通り、「Prince Ali(アリ王子のお通り)」をベースにした1曲となっているこの曲。
One jump ahead of the slowpokes One skip ahead of my doom Next time gonna use a nom de plume ノロマより先に行かなきゃ 自分の最期が来るより先に行かなきゃ 次からは、偽の身元を使おうか One jump ahead of the hitmen One hit ahead of the flock I think I'll take a stroll around the block 殺し屋を出し抜かなきゃ ヤギの群れの一足先に行かなきゃ そこの街区をぶらぶら散歩でもしてみるかな Stop, thief! この週末や連休で暇な方はぜひ見て、聞いてみてください。
また、この曲が流れる際に観れるシーンもアニメーション版とは違っていますが、コミカルな部分は実写版でも見れます。
バンドスコア• スピーチレス〜心の声〜 こちらも「ひと足お先に リプライズ 」と同様2回歌われます。
Ala. 「A Whole New World(ホール・ニュー・ワールド(新しい世界))」のシーンには、映画を代表する名場面がたくさん登場しますが、中でも印象的なのがシーン終盤に描かれているリンゴのシーン。
hit the bottom"hit the bottom"は「一番下を打つ」という直訳で、そこから「最下層にまで落ちる」「一番最低のところまで落ちる」と訳せます。
アラジンの余裕や衛兵の今にも迫ってくる感じがリズムや楽器でとてもよく表現されていて物語の中に自分が入ったような気分になれます。
ドブネズミ! 悪党! こいつをくらえ!(野菜を投げながら) Oh it's sad Aladdin has hit the bottom だれ? アラジンがずっと最下層(貧しい層)にいるのは悲しいわ He's become a one-man rise in crime I'd blame parents except he hasn't got 'em 彼は単独で犯罪者としての地位を挙げているわ 私なら彼の両親を非難するわ、彼に両親はいないけどね Gotta eat to live, gotta steal to eat Tell you all about it when I got the time! ahead of"ahead of A"は「Aの前に」「Aより先に」「Aより優れた」という意味です。
「ひと足お先に(リプライズ)」と「スピーチレス~心の声~」では、お互い境遇が違っても共に自分の生きている空間の狭さを歌っていました。
フレンド・ライク・ミー これはもう大人気で言うまでもないですが、ニーが自己紹介を陽気に楽しくちょっとオーバー気味に ? 歌った曲ですね。
ディズニー映画『ムーラン』においても、主人公ムーランの歌唱部分の声を担当されています。
女性の優しく美しい声に反して芯の強さを思いきり表現した曲で、ギャップを感じられるのも魅力です。
1992年に公開された『アラジン』(オリジナルアニメ版)を彩った名曲の数々を、全曲解説付きでご紹介していきます。
晴れて結ばれることとなったアラジンとジャスミンが、花火の舞う夜空をバックにしっとりと歌い上げる「A Whole New World Reprise (ホール・ニュー・ワールド(リプライズ))」は、物語の締めくくりにふさわしい1曲となっています。
今回はそのアラジンMusicを個人的な感想や見解をふまえて紹介していきます。