落雷はある程度予測できたとしても、雷を止めたりすることは不可能ですよね。
(出典:デジタル大辞泉) ・ 不道理(ふどうり) 意味:道理に合わないこと。
また、無茶な要求をされれば「理不尽だ」と内心思いますし、そうした要求を突き付けてくる人は理不尽な人です。
地震で多くの人が犠牲になるなんて、不条理なことだ。
災害や不運としか言いようがない運命などは、人の力ではどうしようもないことですよね。
」という意味になります。
とはいえ、例えば河川の氾濫で受けた被害のことを理不尽と表現することもあります。
実際、世の中道理に合わない不条理な事は多々ありますよね。
2つ目のも、不条理は解消されません。
常識から逸脱していたり、自分ではどうしても切り抜けることができないような状況に陥ったりという時に使います。
カフカ『審判』『変身』 フランツ・カフカ(1883年~1924年)の小説も不条理小説として知られています。
異常な登場人物の不条理な行動から、読者は不思議に身近な苦悩を感じます。
(出典:有島武郎『生まれいずる悩み』) ・そのことが 不条理だと心のどこかで引っかかっていたのかもしれない。
また例文2のように、理不尽ではなくても不条理という言い方もあります。
「理不尽」の使い方 「理不尽」は「道理に合わない」という意味で使います。
非合理には、論理や道理に合わないという意味と論理や理性では明確にできないという意味があります。
不合理には、道理に合わない・矛盾しているという意味があります。
理不尽は道理に合わなくて納得はできないものの、何かしらの対応ができる状況を指します。
「不条理」もまた、道理に合わないような状況について使う言葉ですよね。
その3つの方法というのが、 自殺:一つの簡単な方法として人生を終わらす 盲信:不条理を超えた何か、触れられず実験的に存在が証明されていないものを信じる(これをするには理性を失くす必要がある) 不条理を受け入れる:不条理を受け入れて生きる となります。
つまり、不条理というのは、人知の及ばない根拠で起こり、防ぎようがないという意味合いで出来事・物事を表現するのに対して、理不尽というのは、身に降りかかってきた災難に対して、筋が通ってないことを表現する言葉です。