そして麃公の盾ですが、さすがに李信は王騎の矛と麃公の盾を実践で同時に使うことは難しいはず。
大きく見開いた目とギザギザの歯、そして3又になびく顎髭がトレードマーク。
信の初陣は魏軍との戦いで、そのときの総将軍が麃公でした。
余談 中国語には 「漂亮」という 「美しい」という意味の単語があるが、実写映画では政と "漂"は美男子と名高い吉沢 "亮"によって演じられている。
この漂の死がきっかけで信と政が出会い、物語が動き出すことになる。
尾到の最期は、信に「 天下の大将軍になれる」と言って死んでいきました。
その本気の戦い方を見た者は「人の業ではない」と言う。
合従軍で斉を窮地に追い込んだ楽毅 紀元前284年、当時秦国とならんで勢力を誇っていた斉国が合従軍に攻め込まれます。
麃公と言えば、信が初陣の戦場で総大将を務め、 飛信隊に多大な影響をもたらした1人です! 戦乱を描いた物語なので、戦死していくキャラクターは数多くいますが、信にまつわるキャラクターの死はやはり胸にくるものがあります。
魏軍の魏火龍七師の一人、呉慶(ごけい)との一騎打ちの途中、 呉慶が本当は小国の王族であったが趙に滅ぼされて、一族を殺され 流浪し苦労の末に魏で返り咲いた話をすると 「そんな話は乱世にはありふれておるわィ!」 と一喝し、圧倒的武力で呉慶を討ち取っています。
張唐の持ち場が函谷関の弱点と判断した魏軍は、巨大兵器を駆使し韓軍と共に一気呵成に出る。
ここで麃公将軍は、李牧の理解の範疇(はんちゅう)を超えた 本能型の極みにある武将であることが証明されることになりました。
ここでまた倒れた仲間の思いを背負って、一回り大きな将になって欲しいなぁ。
本来の計画では、裏で内通していた趙軍と共に秦の討伐軍を殲滅して、討伐軍の総大将・壁の首を手土産に趙へ亡命する予定でした。
王騎もそうでしたが、血沸き肉踊る乱世という極上の空間を麃公は 目一杯楽しみ、そして人生を全うしたのです。
敵軍の「起こり(動きの予兆)」を察知して相手の動きを読み、敵の技を封じさらに返し技を出す 六大将軍にならなかったワケは? また麃公将軍は王騎将軍並みの強さを持っていましたが、六大将軍になったわけではありません。
小から始まる連鎖が大炎を呼び込み戦局は一気に終局に向かう。
魏軍(兵力10万) 燕国以外のすべての国と国境をもつかつての強国。