本来は火を焚いた方がいいとされているので、周囲のおうちに迷惑のかからないよう十分注意したうえで、できる場合はほんの少しでも火を焚いたり、またお線香を燃やして迎えられるといいでしょう。
盂蘭盆・盂蘭盆会についてはこちらで詳しく解説しています。
まず準備するものは、 焙烙 ほうらく とおがらです。
異なる場合も多々ございます。
株式会社HOWL ライター・ディレクター• 一緒にお盆を過ごしたご先祖様の霊が無事に帰れるように、迎え火と同じ場所で焚くお見送りの火が「送り火」です。
いろいろ説はありますが、ご先祖さまの霊があの世から戻り、自宅で迎え供養し、また天に帰っていくという日本古来の信仰と、仏教の行事が結びついたものなのです。
お墓が遠いところにある場合など、こういったことができませんので、仏壇の前に飾った盆提灯を点灯するという略式もあります。
一般的に送り火は、迎え火を行ったときと同じ玄関先などで行います。
焙烙は素焼きの平皿のことで、仏壇店などで購入できるといいます。
かつての日本では、旧暦7月7日は上弦の月の頃で、上弦の月を船の形に見立て、あの世とこの世が結ばれる時期とされていました。
スポンサーリンク お盆の迎え火、送り火はいつ?~やり方編~ 昨日は数軒、新盆見舞いに伺いました。
迎え火・送り火はどこで購入できる? 迎え火、送り火はセットになったものを購入すると、おうちで手軽に行えます。
お盆の迎え火・送り火のやり方は? 迎え火と送り火のやり方は、基本的に同じだといいます。
この迎え火と送り火は、お盆の期間の何日に行うのでしょうか。
迎え火は『盆の入り』や『迎え盆』といわれる 13日に、送り火は『盆の明け』や『送り盆』といわれる 16日に行うのが一般的だそう。
ご先祖様が帰るのに際して、帰路を迷わないようにと焚くのが送り火になります。
これと同様に、送り火も新盆では盆の明けとなる8月16日の夕方に行いますが、旧盆では7月16日に行われます。
紺地に白の柄が映えます。
ちなみに、この着火材、上北地域では、樺の木の皮ではなく、松の根が使われることが多いようです。
新暦のお盆 7月15日を中日に、7月13~16日まで• お盆に行われるのが「盆踊り」。
我が家はご近所さんからいただくことが多かったですが、今は、ホームセンターなどでお盆用品として売られています。
一般的には、ご先祖様の霊に速く家に帰ってきてもらうために足の速い馬 きゅうり でお迎えし、 ご先祖様の霊が帰るときはゆっくりと帰っていただくために足の遅い牛 なす でお送りすると考えます。
ご先祖さまをあの世から自宅に迎え、ご先祖さまの恩に心から感謝して丁重にもてなした後、お盆の終わりである旧暦7月16日(新暦8月16日頃)の夜に送り火をして、またあの世へ送ります。
(画像提供:AC) 迎え火・送り火は、玄関や庭など危険が少ない場所を選び、近くに水を用意し、風向きにも十分に注意しながら行って下さい。