『……錬成魔法(アルケミー)は妾もさして得意ではなかったが、時空魔法(パラドクス)も支援魔法(パワード)もないではないか。
ベルゼビュートが《イム》の一文に対して反応を示した。
そうだ。
《雷光閃》はマルティにまともに炸裂した。
「二発は、当たった。
】 【《太古の知識[A]》:この剣は太古からの知識を有する。
俺達ならばマルティを殺せるかもしれないと、そう判断したのだろう。
そもそも打ち破れること前提で宙に跳んでいたのだ。
『かつてニンゲンとの交信で聞いたことがあるが、《イム》の魔法は本人の魔力の他に、知識によって効果を補強することができるのであろう? 幾万の時を生きた妾の知識はニンゲンの比ではないぞ。
プリアに攻撃を与え、周囲の一般兵を減らすこともできただろう。
マルティが茫然とした顔で、目を見開いていた。
主人公が鍛治師でヒロインが戦闘タイプであるものはたまに見かけますが・・・ 本当に新鮮で、どんなものだろうと思っていましたが、結論から言うととても良かったです! 純粋に鍛治師として主人公の武器の手入れをするだけでなく、どこか考えが足りない主人公をしっかりとバックアップしているところが流石支援職だなと感じました。
彼の瞳は既に真っ赤に充血していた。
第六章 魔女の塔と収集家 四十七話 百業の王(side? 魔法は《イム》の様な例外を除いて十の系統分けがなされており、こちらも万能型でも三つ程度であるとされている。
単純が故に強力で、使いやすい。
ただ能力はかなりチートで、1回切りつけるごとに相手の能力を一つ奪えるというぶっ壊れ性能です笑 もはや暴食ではなく強欲ですよね笑 そのチートを使い主人公がどのように成長していくのか、是非お楽しみください! 鍛治師のヒロイン 本当にテーマの通りなのですが、ヒロインが鍛治師の小説って初めて見ました。
俺は魔導剣の刃を宙へと掲げる。
素晴らしいです。