ちなみに、このような理由から飼育するカマキリには寄生虫の寄生を避けるため人間の食べ物しか与えない。
しかし、水がある方に行ったコオロギは、 水を見るや否やほぼ100パーセント水に飛び込んでしまいます。
これは…カマキリの本体、、、ではありません カマキリとは全く別の生き物で、 「ハリガネムシ」という名前の 寄生虫になります。
写真:カマキリと紅葉 ビルなどの壁に何匹もくっついていることがあるそうですよ。
なぜ寄生するのか と言った点は全くと言って良いほど知られていません。
カマキリに寄生虫のハリガネムシが宿るメカニズム カマキリに 寄生虫のハリガネムシが宿るメカニズムについて、詳しく解説していきます。
jpさんの2016年12月の天気概況を掲載しておきますね。
これらの水生昆虫類のエサは藻類や落葉です。
ハリガネムシの対処(後述)をしたあとは カマキリに関しては生きているのであれば 今まで通り普通に飼育をする、 ということしか対処法はありません。
何故なら、ハリガネムシが必要とする栄養素を哺乳類は持っていないからです。
川で出産することがほとんどであるハリガネムシですから、当然川の中には小さいハリガネムシが潜んでいます。
全ての個体がこうなる訳ではありませんがオスやメス、緑や茶色と言った体の色の個体差に関係なく、多くの個体はハリガネムシが出たあとは元気が無くなるでしょう。
の寄生がこんなに分かりやすい状態のカマキリを見たのは、今回が初めてでした。
カマキリも害虫駆除系のスプレーなどが 直撃すれば、無事ではすまない 可能性があります。
人間にも寄生する?寄生事例がある? Sponsored Link ヒトへの寄生例もあるにはあるらしいですが、 どれも偶然何らかのきっかけで起きた例なので ハリガネムシがわざわざ人間に寄生するということはありません。
ですが安心してください。
そう、ようやくハリガネムシから解放された後のカマキリに待っているのは、 エサになる運命なのです。
ハリガネムシはその体の中で卵から幼虫へと成長し、宿主であるカワゲラやカゲロウも成虫に羽化して地上に出てきます。
さらに、ハリガネムシは一度外に出た場合は、 二度と寄生生活には戻らないといわれています。
直接カマキリが取り込むことで体内に入ることもありますし、コオロギをカマキリが捕食して体内に入ることもあります。
俺も河原近辺を自転車で通るとき、飛んでいる水性昆虫の成虫がよく口の中に入るので注意しないと! ま、ヒトに寄生するなんて滅多に無いことですが。
1.水の中でオスとメスが出会って産卵 2.1~2ヶ月で卵から幼生が孵化して川底でうごめく 3.ろ過食の水生昆虫に取り込まれる 4.取り込まれてからは水生昆虫のお腹で休眠状態に入る 5.水生昆虫が羽化して陸に飛び、カマキリなどの陸上生物に捕食される 6.そのままカマキリなどの陸上動物を宿主にして寄生する 7.宿主の脳に物質を注入して水の中に飛び込ませる 8.宿主の尻から出ていく 9.水中で自由生活をする 10.1に戻る という生活循環を繰り返しています! 見た目だけだとただの気持ち悪い生き物ですが、こういった変わった生態を見ると面白いですね。
卵はとても小さいため人間の目で見つけることは困難です。
卵嚢には卵を守る役割があります。