二人の関係は破綻し、夫とも正式に離婚した瀬戸内寂聴は、小説家を目指して上京。
著者の原点となった私小説集である。
27 自分を愛してもらいたいから、相手を愛する、それが渇愛です。
だからこそ、人は他の人を求め、愛し、肌であたため合いたいのです」。
妻子持ちの小説家との不倫と並行した三角関係を継続することに……。
不倫相手である教え子と引き離したのです。
結果として、瀬戸内さんは3歳の娘を捨て、不倫相手と共に京都へ駆け落ちしてしまいます。
瀬戸内寂聴の名言 男女の間では、憎しみは愛の裏返しです。
1950年に正式に離婚し、東京で小説家を目指す。
名言 『自己にうち克つことは、他の人々に勝つことよりもすぐれている。
16 世間的に申し分のない夫や妻であっても、相手が欲していなければ、それは悪夫、悪妻です。
瀬戸内寂聴の名言 結局、人は孤独。
妻子ある不遇な作家との八年に及ぶ愛の生活に疲れ果て、年下の男との激しい愛欲にも満たされぬ女、知子…彼女は泥沼のような生活にあえぎ、女の業に苦悩しながら、一途に独自の愛を生きてゆく。
自分の心を見つめて、ひとつでもふたつでも、そこに凝り固まっているこだわりをほぐしていくことが大切です。
比叡山延暦寺禅光坊住職。
大学在学中の1943年にお見合い結婚をし、翌年に女の子を出産する。
13 夫婦の間でも、恋人の間でも、親子の間でも、常に心を真向きにして正面から相手をじっと見つめていれば、お互いの不満を口にする前に相手の気持ちがわかるはずです。
1973年に出家。
小説家として活動を続けると共に、修道女になることを目指していた瀬戸内さんですが、多くの教会や寺院からは「娘を捨て、不倫していたから」という理由で拒絶されていました。
瀬戸内寂聴の名言 この世は変化するものだと思っていれば、どんな事態に直面しても度胸が据わります。
名言 『人間も動物も利己心をむきだしにして競争する姿が当たり前であって、反対に、利己心を隠し、社会は利他心で成り立つべきだといいながら、他人から利益を得るやり方を全員に強制する社会主義は、人間だけに見られる不自然な生き方なのである。
名言 『ハエのような人間は、他人の傷口にたかりたがる』• 5 「念ずれば花開く」という言葉があります。
寂聴さんはいいます。
46 心のこだわりをなくそうとするなら、まず人に施すことから始めてください。