まとめ. ダイヤルゲージを当てたら 動かしません。
面の輪郭度公差 公差域は、理論的に正しい輪郭面上に中心をおく、直径tの球がつくる二つの包絡面の間に挟まれた領域である。
対象としている面は、理論的に正しい輪郭をもつ面の上に中心をおく、直径0. 傾斜度公差 データム直線またはデータム平面に対して理論的に正確な角度をもつ幾何学的直線または幾何学的平面からの理論的に正確な角度をもつべき直線形体または平面形体のひらきの許容値。
つまり、同軸度の規制する領域は「静止した円筒領域」であるのに対し、全振れ公差の規制する領域は「回転する2つの円筒のすき間」。
また、単独形態と関連形態の2つの分け方に対して、「形状」,「姿勢」,「位置」,「振れ」の大きく分けて4種類の幾何公差の分類が存在します。
データムは左側がより優先度が高いため、2箇所以上のデータムを指定したい場合には、優先する順番を左から入れます。
05 mm離れた2つの真円間の範囲内になければならないことを示します。
検証方法 この、振れ系の幾何公差は 測定結果がそのまま検証結果です!幾何公差の中で最もわかりやすいのではないでしょうか? 振れとオフセット量の関係は理解しておくと良い 振れの半分がオフセット量=(ほぼ)同心度 円周振れや全振れの測定と同じ方法で同心度を検証する場合があります。
図(b)のような軸心の方でも, もしこれが曲がっていたならば, いかに各部が 寸法公 差の範囲内に仕上がっていても、 組み立てるこ とができない場合も生じてくる。
幾何公差を定義する場合はまず単独の形体に対して幾何公差を指定しデータムとすることが一般的です。
実際にはそのような正確なデータムは存在しないから、 実用上ではたとえば相手側の面とか定盤とかをもって代用し、 これらをデータム形体とか実用データム形体と呼んでいる。
直方体に寸法公差 が指示されたとき、その寸法公差を守って直方体が加工されたとしても、歪んで加工されて適正に組み立てられない場合がある。
振れは一般には、軸線の周りの完全な一回転について適用されるが、一回転のうちの一部分に適用を限定することもできる。
(データム:必要) 全振れ 回転させたときに指定範囲内での円筒面全体の振れをもの。
軸方向の円周振れ公差 定義 指示例 任意の半径方向の位置において、公差域は、データム軸直線を中心とする円筒断面内にある、tだけ離れた二つの円によって規制される。
ダイヤルゲージ ダイヤルゲージはハイトゲージと呼ばれる台の先端に取り付けて使い、ブロックゲージと呼ばれる平行や高さの幾何公差を測定する機器と一緒に用いて差を計測したり、平行度や回転振れなどを測定したりしていきます。
2、寸法公差のみの指示では、正確な形状、形体を指示できない。
それでは早速、幾何公差とは何か詳しく解説していきたいと思います。