宇宙ステーションのイメージ Credit : CMSA 中国有人宇宙機関(CMSA)によると、2022年に完成を目指す独自の宇宙ステーションの運用に向けとのことです。
国際教育の学びがぎっしり宇宙飛行士試験 編集部が注目したのが、「宇宙飛行士試験」。
これだけの条件を見れば、宇宙飛行士がいかに狭き門かがわかろうというものです。
おそらく、わざと追い込み、チームとしてどのように動くのかを見られていたのだと思う。
また応募者にとっても、どういう人材が求められているのかがいまいちはっきりせず、たとえば「STEM分野の修士号を持つ欧米の宇宙飛行士と一緒にやっていけるのか」などといった懸念を抱かせることになり、それが応募をためらわせる要因にもなりうる。
JAXAのオンラインイベントに参加した、4度の宇宙飛行経験を持つ若田光一宇宙飛行士は、「日本が開発を担当しているシステムを熟知しておくこと」が求められると語る。
日本人宇宙飛行士が宇宙へ行く意味 JAXAの野口聡一宇宙飛行士。
会見するJAXA有人宇宙技術部門事業推進部長の川崎一義氏 C JAXA 宇宙と地上、理想と現実を確実に結びつける具体的な方法を 詳しい条件はまだ決まっていないとはいえ、「門戸、裾野を広げる」、「多様性を重視する」といった姿勢からは、職業・資格としての宇宙飛行士のあり方を大きく変えようという意気込みが感じられる。
これにより、2020年代以降、JAXA宇宙飛行士が月周回有人拠点「ゲートウェイ」に滞在したり、月面に降り立って探査したりといった活動を行うことになる可能性が出てきた。
Source: , via• これまで宇宙飛行士になるために課せられていた厳しい条件では、地上でも特別な人のうちのさらに一握りの人しかなれず、宇宙飛行士という職業を特別中の特別のものにしていた。
山崎宇宙飛行士にこの先の活動について話を聞くと、 「多くの人が宇宙に行ける時代、いずれは日本からも宇宙に行き来できる時代を目指したいと思い、Space Port Japanの活動や、宇宙教育などに力を入れています。
宙畑編集部のおすすめ関連記事 今週の宇宙ニュース 参考. また、野口宇宙飛行士、星出宇宙飛行士によるISSからのメッセージなどをSNSを用い展開することやオンラインワークショップにおける国際宇宙探査と募集内容の説明会など、多くの人に応募してもらえるよう、募集開始までの間、広報活動やイベントを予定。
2008年以来の募集により月面着陸も視野に、将来にわたって有人宇宙開発を継続的に支える人材を確保する。
好奇心が旺盛で、何事にも自ら飛び込んでいくという性格が向いていると思うし、挫折してもそれを乗り越えられる精神的なタフさも必要だと思う」。
月に行けば、といった貴重な体験ができるかもしれません。
航空機のパイロットは文系出身の人材も活躍しており、JAXAはISSの船外活動で使う宇宙機の操縦やシステムの運用に必要な専門的な知識は、訓練で身に着けられるのではないかと見ているようだ。
男女共に多くの応募をお待ちしています。
また、ISS参加国の宇宙飛行士の平均年齢は、NASA:49歳、ESA:45歳、CSA:42歳、ロシア:45歳であるとのことだ。