表1 全身麻酔で使用する薬剤の特徴 鎮静薬 ・静脈麻酔薬 鎮静作用のみ ・吸入麻酔薬 鎮静作用に加え、筋弛緩作用、気管支拡張作用がある。
アスクドクターズ監修医師 この記事の目安時間は6分です 目次• 吐くこと自体は心配ありませんが、続くようであれば対処する必要があります。
この記事を巡っては、コメントした讃岐美智義広島大学病院麻酔科・講師が『週刊文春』で、自分のコメントが「説明不足」な形で掲載されたと抗議する騒動になった。
一過性ですので、安静にしていれば次第に緩和されていきます。
悪性高熱症 麻酔薬に対して特異な反応を起こし、ごく稀に高熱によるショック状態に陥る方がいます。
肺炎; 麻酔中や麻酔直後に、胃の中身のものが気管内や肺に入り、ひどい肺炎が起きることがあります。
吸入麻酔薬では後述する悪性高熱症のリスクがあります。
【全身麻酔】 脳を眠らせて痛みを感じさせなくする 全身麻酔は、吸入麻酔薬や静脈麻酔薬など、脳に作用する麻酔薬を使用します。
全身麻酔…全身のどこに痛みや刺激を与えても感じなくなる• 副作用や合併症のうち比較的軽く、よく見られるものは次のようです。
アレルギー反応の有無• 6、全身麻酔の合併症 全身麻酔薬に関連した合併症は多く、重篤になりやすいものがほとんどであるため、未然に防ぐために各合併症について知っておきましょう。
全身麻酔のリスクは、健康状態を悪化させる生活習慣とも密接に関わっています。
このマニュアルは社会へのサービスとして1899年に創刊されました。
また、手術をしやすくするために、筋肉を柔らかくする薬(筋弛緩剤:きんしかんざい)も投与します。
手術部位の痛みの程度や嘔気の有無を確認し、鎮痛薬や制吐剤の投与を麻酔科医師に相談することもあります。
鎮静作用のみで鎮痛や筋弛緩作用はありません。
また麻酔科医は手術開始前から手術終了、覚醒まで 絶えず患者様の近くでモニタリングし、状況を監視しております。
麻酔前 麻酔前は麻酔に使用する薬剤や気道確保物品、アレルギーや最終飲食時間確認など安全な麻酔が提供されるよう準備と確認を徹底します。
文春で「低酸素状態は放置しませんし、それを手術後の譫妄に結びつけるには無理がある」と自らの名前で掲載されたコメントの間違いを指摘した讃岐医師に、改めて麻酔のリスクをどう捉えるべきかを聞いた。