提督「さて、残りの書類は…おっ、次回作戦の概要書か。
君も朝からきれいだね」 高雄の挨拶に笑顔で返事を返す提督。
しかし艦娘を統括している海軍が、彼女たちを指揮する提督が足りないとの事で、代理役として男に白羽の矢が立ってしまった。
俺は大和の悲しむ顔なんて見たくないんだ。
ところで最近、大和が無理をしているように見えてな。
知っていたはずなのに、なんで気づいてやれなかったのだろう。
以下、青葉と全く同じミス 前述 をやらかした重巡洋艦。
彼女たちが自分という存在に依存するあまり、正気を失ってしまったということに… 結局、抵抗もむなしく提督は取り抑えられ、艦娘たちの手によって再び鎮守府へと連れ戻されてしまったのである。
バンッ!!! 大和「…………!!………!!!」 大和が何かを叫んでいる。
その音に一瞬眉根をひそめたが、すぐに表情を変え執務を再開。
戻っていらっしゃったら、今度はお休みしましょうね。
男は軍に関しては何の知識もない一般人だったのに、祖父が軍人だったという理由で無理やりここへ連れてこられてしまい、それ以来新しい提督が見つかるまでの間だけここで働くよう命令されたのである。
あァ!何とか言ってみたらどうですか、ゴミ!」 提督「…」 大和「本当に不愉快だわ…大体、ケッコンカッコカリだって、なんでこっちから断れない仕様なのよ!こんなゴミにプロポーズされて嫌じゃない奴なんていないでしょwww」 提督「…」 大和「まあいいや。
虚ろな目をしながら椅子に腰かける提督に、傍らにいた大和はそっと囁きかける。
異聞 サボ島沖海戦の時「青葉」の艦橋に乗艦していた先任参謀によれば、五藤司令官は敵を味方と誤認したわけではなく、判断がつかなかったので接近を続け、見張り員が敵だと判断した時点で即座に砲撃戦の指示を出したものの、間に合わず先制攻撃を受けたという。
どうだった?」 天龍「いや、それはまぁ、後で……」 龍田「だーめ。
」 カチッ…ゴクゴク 提督「う~ん。
~1日目~ 提督「ごちそうさま。
苦いような、酸っぱいような、辛いような…不思議な味だな、これ。
これも提督がいてくれたからだな」 「………」 鎮守府の執務室。
実は、僕もなんです」 最原「皆の行動にが無さ過ぎる。
彼女たちが自分という存在に依存するあまり、正気を失ってしまったということに… 結局、抵抗もむなしく提督は取り抑えられ、艦娘たちの手によって再び鎮守府へと連れ戻されてしまったのである。
正直に訳を話してどうにか解任の件を取り付けてもらうためだ。
そんな時、コンコンという控えめなノック音。