僕は、取り乱した小松が分娩室から出て行く展開を考えて荻田先生に相談したら、「そんな助産師はいらない」と言われてハッとした。
コウノドリ先生を始め、Nの先生、ERの先生の総動員しての決死の心肺蘇生。
そして、患者を支える医師たちにも悩みや葛藤は常に付きまとう。
四宮は、どうせマスコミでも使って妊婦を集めるんだろうと推測。
取材に関しても病院に行って、医師や医療関係者の方と話すときは、医療的なコトは後でもいいと言うか、正直、見て感じるだけなんです。
そこに居たのは四宮です。
各ストーリーで描かれる妊婦の人生には、壮絶な物語があった。
増設工事から3年。
メディカルソーシャルワーカーの向井(江口のりこ)の優しさもじんわりと染みましたね。
ところが、掲載されると、その反響は驚くものでした。
そのテーマを、サクラの亡き母・幸子に似た境遇の女性が登場するストーリーで描いた理由はなんですか? 折に触れて、サクラの生い立ちに関するエピソードを挟んできましたが、やはり核心の部分もきちんと触れておくべきだと思っていたからです。
どちらの選択も正しい正しくないそんなことは決められません。
翻訳:佐橋 由利衣さんのもので、とても感動したものでした。
下屋加江(松岡茉優)がサクラ(綾野剛)に、去り行く白川への寂しい思いを打ち明ける。
透子は光弘のことを話し、『私は例え夫と別れても1人でこの子を育てなきゃ』と悲しそうに笑う。
色んな訳があるのですが、下記はドラマで放送されたものです。
この姿勢は、ドラマだけにとどまりません。
すでに、それぞれ決断をした下屋と白川にも別れの時が訪れることになります。
かけられたくない。
ずっと、イタリアに行くことが夢だったのに」 でも、飛行計画は変更になり、飛行機はオランダに着陸したのです。
四宮は吾郎のことを忌み嫌っていた。
「命が生まれるのは奇跡だ」 ドラマの中で何度も出てきた言葉ですが、『コウノドリ2』を振り返ると、病気や生死に関わる様々な出産がありました。
どちらかというと、現実にいそうなのは四宮。
ところが連載を続けている間に、医療現場で新型出生前診断(NIPT)が広く行われるようになったので、最終回は別の題材にしたほうが良いだろうと思ったんですね。