外道の歌 - 外道の歌 【4巻の感想】後半の事件がリアル過ぎて重い！

息子とは親子関係に止まらず、性的な関係まで持っていた。

スピンオフとして、園田夢二を主人公にした『 園田の歌』が『ヤングキングBLACK』『ヤングキングBULL』（同社刊）での連載を経た後、『ヤングキング』に移籍して連載中。

発売中のヤングキングにて「外道の歌」掲載されてます。

國松と同じ刑務所に服役していたが、ほぼ同時期に出所する。

現代社会の不条理と矛盾をグリグリと抉るすごい作品だ。

しかも犯人と思われる男が警察関係者だったため、捜査は難航。

園田と口論になった漫画研究会の会長が ある日、首吊り死体として学内で発見されます。

理由としては、猫の寿命は10年から15年で里奈が思春期になるころに別れが来るだろうから、そのぐらいの年齢に生き物の死を経験することは里奈にとっていいことだと思ったため。

過激なタイトルと内容で話題になったシリーズですが、きちんと心理描写がなされた良作なのです。

許すという事は感情では許せなくても許すと決めて行く事だと言いますがもし、大切な人が同じ事件に巻き込まれたら果たして許すなんてできるのだろうか？と思います。

一貫から日頃からいじめ紛いの屈辱的な仕打ちを受け続けていた鬱憤や、500万円が用意できなければ内臓を売れと脅されたことでついに逆上して一貫を灰皿で殴りつけで絞殺する。

ですが、本作品「外道の歌」は、前作に出てきたキャラクター達の過去や、本作品に新たに出てきた犯罪者や一般の人に焦点をあて、一人ずつ掘り下げて描かれいるのかなと思います。