しかし、ねじには金属や樹脂などの材質問わず、ねじの材質による強度があるため締め付けしすぎるとねじが破断してしまうことがあるので注意が必要です。
大きなねじ程、大きな締め付けトルクが必要となります。
これで緩むときは、荷重が想定外に大きい可能性が高い。
ねじの座面の摩擦• 材料の強度区分を用いて、ねじに働く軸力をある値(の範囲)になる様に、締め付けトルクで管理しよう、と言う考えに基づいています。
ねじのゆるみ対策・・・ねじ山のリード角が少ない(らせんの角度)ので緩む為に必要なトルク増えることでゆるみづらくなります。
ビスの座面が陥没しやすく、これによって締結強度が大きく低下する。
必然的に細いビスをたくさん使う形になり、締結強度は本数とねじ込みの深さで確保する。
鉄同士の場合、締け/緩めのトルク比が1. 定期的に「増し締め」していれば大丈夫か 鉄道や航空機など安全を重視する部品のねじは「定期的な増し締め」が行われるが、これはあくまで想定外の荷重がかかった場合のフェイルセーフ。
ただし、締め付けトルクと軸力は必ずしも一定の関係ではない(ねじ座面の摩擦、締め付け速度、繰り返し使用等によっても変わる)事に注意が必要です。
計量法では、計量単位を制定したり、取引や証明に使われる計量器の精度(正確さ)を維持するための様々な条項が定められています。
締結用のねじ• しかしトルクレンチを使って締めたトルクが全部ねじにかかるわけではない。
例えば、100N(約10kgf)の力を1mの長さのレンチにかけた時のトルクは100N・m(約10kgf・m)となります。
回転方向 それでは詳しくまとめていきます。
これは文献をいくら調べても判然としない謎の係数で、測定に大掛かりな装置が必要とされているようだが、トルクレンチ1本で測る方法がある。
メートル並目(なみめ)• 強く締めすぎると、ねじが破断する、相手材が破断する、相手材が潰れるなど様々な問題が発生します。
ねじ山の摩擦• 2 44 59 M12 42 21 76 100 (M14) 68 34 120 166 M16 106 53 190 255 (M18) 146 73 270 350 M20 204 102 370 490 (M22) 282 140 500 670 M24 360 180 650 860 (M27) 520 260 940 1240 M30 700 350 1260 1700 (M33) 960 480 1750 2300 M36 1240 620 2250 3000 (M39) 1600 800 2900 3800 M42 2000 1000 3600 4800 (M45) 2500 1260 4500 6000 M48 2950 1500 5300 7000 (M52) 3800 1900 6800 9200 M56 4800 2400 8600 11600 (M60) 5900 2950 10600 14000 M64 7200 3600 13000 17500 (M68) 8800 4400 16000 21000 用途 一般 電子部品 車両・エンジン 建設 ボルトの材質や用途によってトルクが規定されています。
記事の目次• 8のM10並目ボルトの場合ですと• このタイプで引き抜き強度を強くするには、ねじのサイズをアップするより、ねじ込み深さをひたすら増す方が効果的。
6 M3 M4 M5 M6 M8 M10 M12 M14 M16 M20 0. これは一度開いたクリップが元の形に戻ろうとする力が働いたからです。