ウイニングボールは「両親に渡したい」 試合後のヒーローインタビュー。
この日の勝利は、母と亡き父に贈る特別なものだった。
佐々木の母「嬉しくて号泣しました」 球団公式ツイッターの投稿によると、佐々木の母は「ヒーローインタビューでウィニングボールを私にではなく『両親にプレゼントします』と言ってくれたのが嬉しくて号泣しました」と語ったという。
そうしたチーム事情について、昨季ヤクルトの投手コーチを務めた斎藤氏が振り返る。
昨季最終戦でプロ初登板初先発し、3回途中5失点。
地をはう前に捕手のミットに入っていた。
しかし、そこは球団の方針もあり、監督、コーチは育成プランにさわることができませんでした」. 試合後、ロッテの球団公式ツイッターで佐々木のプロ初勝利のコメントが投稿され、佐々木の母のコメントも同時に紹介された。
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佐々木君のスライダーが、普通の投手の真っすぐぐらいのタイミング。
そして記念すべきウイニングボールをどうするかと問われると「両親に渡したいと思います」と即答し、「次もっといいピッチングできるように頑張ります。
奥川は石川の名門・星稜高校で実戦を重ねながら腕を磨いた一方、佐々木は地元・岩手の県立大船渡高校で将来を見据えながら育てられた。
「奥川自身はもっと投げたいと感じていたと思います。
ビビる前にミットに入っていた。
もう少しあそこがこうなればとか、まだこういう欠点があるなというくらいのほうが、22、23歳になった時にどんなピッチャーになっているのか楽しみです」 先に一軍デビューを果たしたのは奥川だった。
プロ2年目でついにベールを脱いだロッテ・佐々木朗希 将来性を高く評価されるふたりは、プロに入るまで対照的な道を歩んだ。
佐々木はプロ初勝利の率直な気持ちを問われると「うれしいです」と、少し照れるように笑みを見せた。
普通は球筋をたどれるけど、たどれないぐらい速かった。
163はともかくクッソ速いのは間違いないな 163キロを体感した横浜の内海貴斗内野手(3年)は「瞬間移動するというか、手を離れたら(捕手の)ミットに入っていた。
元メジャーリーガーで解説者の斎藤隆氏は、両右腕をこう評す。
ウイニングボールに込めた佐々木の思いと、母の号泣がファンの間で感動を呼び、球団公式ツイッターには「この孝行息子」「私も涙が止まりません」「素敵な息子さんですね」「最高の恩返し」などのコメントが寄せられた。
去年の夏に(甲子園で)吉田(輝星)選手と対戦させていただいたんですけど、それ以上の球だった」と仰天した。
応援よろしくお願いします」と締めくくった。
ど真ん中でも振れていない。
空振り三振に終わり「(チームメートの)及川(雅貴)の150キロぐらいまでは見たことがあるんですけど、比べものにならないぐらい速かった。