その後東京へ出て行った八重は、一杯飲み屋で女中をして暮らす。
事件の三日前朝日温泉に出かけた質屋の主人は、この日網走を出所した強盗犯沼田八郎と木島忠吉それに札幌の犬飼多吉と名のる大男と同宿していた。
(この写真は拡大しません) < 岩幌駅(岩内駅跡)> 岩内線の終点、岩内駅です(「飢餓海峡」では岩幌駅です)。
第5位 1968年(テレビドラマ) [ ] の「水曜劇場」(水曜 20:00 - 21:00)• 『飢餓海峡』にまつわる5つのトリビア・裏話 1. 解説 水上勉の同名小説を「鮫」の鈴木尚之が脚色「宮本武蔵 一条寺の決闘」の内田吐夢が監督した推理劇。
味村の執拗な捜査によって、10年前の台風の夜に津軽海峡の海上で起きた殺人事件の姿が徐々に浮かびあがった。
証拠を突き付けられ、追い詰められた犬飼は味村たちに「あなたたちは本当のことを知らない」と言うと重い口を開き始めました。
しかし、八重の家から10年前の新聞(犬飼が八重に金を渡した時に包んだもの)と犬飼の爪が発見され、更には犬飼が10年前に記した朝日閣の宿帳の筆跡が動かぬ証拠となったことから、味村は10年前の岩内での強盗放火殺人ならびに共犯者殺し、今回の八重と竹中殺しの罪で樽見こと犬飼を逮捕することにしました。
「…青森県の下北半島は本州の最北端に位置していた。マサカリをつきたてたような半島の突端に、大間という町があった。
牛滝漁村のみえるえぐれた海が暮色に燻っている。
喜劇俳優がシリアスな役をみごとに演じた。
阿久津才次:• 友人の家を訪れた八重は、そこに弓坂がいることに気づきその場を逃げ去る。
『私説内田吐夢伝』、320-366頁。
脚本:• 岡部:• 金田信一郎「岡田茂・東映相談役インタビュー」『テレビはなぜ、つまらなくなったのか スターで綴るメディア興亡史』、2006年、211-215頁。
刑事の弓坂は、強盗事件の三人組を必死で追っていた。
この金で女のは借金を返し、父親の病気も治してやる。
当初は自殺と思われたが、東舞鶴署の捜査官・味村刑事は八重の懐中から樽見に関する新聞の切り抜きを発見し、彼女の死は偽装殺人であると看破する。
台風で青函連絡船が沈没する中で見つかった2遺体は犯人の遺体と見られた。
その後、犯人は牛滝に表れます。