ひとりはスイスに行く手続きを進めながら、それが叶わないなら緩和ケア病棟で薬を使って眠りたいと望んだ30代の女性。
スイスは自殺をビジネスにすることを批判されているけど、サービス提供側からすれば「病気の痛みで生きるのがつらく、どうにもならない苦しむ人を助けてあげている」という気持ちなんだとか。
積極的安楽死は、例えば医師が患者に薬を投与して死期を早めることなどですが、この第三者の手による死は禁止されています。
【関連記事】 スイスに長く住む筆者が自殺ほう助団体のことを知ったのは、もう15年ほど前だ。
まず安楽死について考えていくとき、国ごとに医療政策が異なっているため、死をとりまく環境が違っていることもポイントとなる。
そして、病状が悪化した2017年3月、病院で人工呼吸器を着けた患者さんの姿を目の当たりにします。
孫やその他の親戚も「本人が望むなら」と異論を唱える人はいません。
また、安楽死の解釈が国によっても違うこともあり(今回のアメリカの場合など)理解するのは少し難しいこともあります。
しかし、日本では、人の「生死」まで、集団性をまとう。
今回の義理祖父の意志は固く、日程を延ばすことは肉体的な衰えもあり不可能で、最後のチャンスということでした。
2つのエグジットは、国籍は関係なく、スイスに住んでいる人だけが会員になれる。
自分の将来の姿だと絶望し、その後、自殺未遂を繰り返すようになったとのことでした。
その時、私は妊娠中で予定日はあと1ヶ月あまり。
「語学力」だ。
国外在住会員は、自殺ほう助が認められたら、スイスへ旅して人生最後の日を迎えることになる。
不治の病で末期かつ耐え難い苦痛を伴う場合などで安楽死を希望する場合、自殺幇助機関に登録すれば苦しまずに自死することができるのだ。
したがって、私の精神が健全な状態にある時に私自身が破棄するか、または撤回する旨の文書を作成しない限り有効であります。
「ディグニタス」によると、安楽死を幇助するためには、会員の医療記録を徹底的に分析し、生きつづけていくのが困難だと判断された場合のみ、致死薬が処方される。
ドイツの研究グループによれば、Exインターナショナルは、ほぼ全員がドイツ在住、ライフサークルはフランスを筆頭にスイス周辺国の会員が多いという。
スイスでは、ヘルパーがその死により恩恵を受けない限り、医師が自殺を希望する患者に薬物(主に麻酔薬)を処方する自殺幇助が合法化されているんだ。
しかし、1942年に刑法で「利己的な動機により、他人に自殺ほう助をした者は罰する」と定められたため、これが合法の起点とするのが一般的だ。