減量も、いくら外来で指導してもなかなかやせてもらえません。
また、 低血圧の人には息切れや動悸、手足の冷えなどの症状が見られることがあります。
もうすこし正確ないいかたをすれば平均血圧への寄与は下の血圧のほうが上の血圧よりも大きいということになります。
自宅では気分がリラックスして血圧が低くなるため正常値は低く設定されています。
血圧の正常値を一覧表にしました。
図4 飲酒と喫煙の原則 6) 禁煙 すべての高血圧治療のガイドラインが禁煙を勧めています。
図2 肥満のある高血圧患者さんの低カロリー食(800~900キロカロリー/日)による減量の血圧への効果 (河野雄平:高血圧治療と予防、PHP研究所、1995より) 4) 運動(身体活動) 運動は減量に有効ですが、これとは別に血圧を下げる効果が認められています。
11) 生活習慣修正の限界と問題点 食事や運動を中心とした生活習慣の修正は、血圧を下げ、他の心血管危険因子を是正し、副作用はほとんどなく、費用もかかりません。
1回でも悪くはありませんが、できれば2、3回測るほうがよいでしょう。
上記の表は日本学会のガイドラインで、病院の医師も上記の基準で薬を飲まないかを勧めてくると思われます。
禁煙によってこれらのリスクを大幅に低下させることができます。
日本人の身体活動量は、以前に比べ随分少なくなっています。
高血圧の人の大部分(約90%)は、明らかな原因を特定できない「本態性高血圧」で、一部(約10%)は腎臓や副腎などに原因がある「二次性高血圧」です。
そこで60代の降圧剤服用者が、どのくらい血圧を正常値に近づけているか見ておきましょう。
高血圧により発症のリスクが高まる病気は? 高血圧を放置すると、動脈硬化が進む恐れがあります。
ものたりなければ 割り醤油をかける もの足りないと感じたら、レモンなどの酸味やスパイスをプラス。
手軽に使えて便利なインスタントのだし類は「食塩無添加」と表示されたものを選ぶようにしましょう。
起床後は 1時間以内、排尿を済ませてから測定することが推奨されています。
ここでは高血圧の人が血圧をどう自己管理すべきかを述べます。
最新の医学を勉強しなくとも、誰も咎めはしません。
さもなくば、高血圧」と断言されています。