専門家委員会が公平に判断して、良い薬であると判断したなら、使いたい人には一刻も早く使えるようにするべきである。
この薬は、寄生虫によって引き起こされる病気の一種に対する特効薬で、新型コロナウイルスに感染した患者に投与すると、死亡率が下がったと、アメリカの大学のグループが報告しています。
1954年、東京大学伝染病研究所(現在の医科学研究所)教授であった長野泰一(1906-98)は、アシスタントの小島保彦(1928-)とともにウイルス免疫の研究を進めていました。
冷静に考えてもらいたいのですが、妊婦にNGな薬は世の中にたくさんあります。
ではこの「サイトカイン」とは何なのか? 重症化のカギ「サイトカイン」 「サイトカイン」とは、細胞から分泌される「低分子量のタンパク質」、つまり小さな分子で「生理活性物質」あるいは「生理活性タンパク質」などとも呼ばれます。
「スーパー中和抗体には2つの特徴があります。
・・・ 以上ですが、私の勘違い等でございましたら、その旨を是非ともご指摘くださいませ。
効果がある可能性を示した東京大学の井上純一郎特命教授は「成果の発表から最速で臨床研究に入れたと思っている。
その後の研究によると、ビタミンCは、感染症やインフルエンザなどのウイルスに関しては、病気と闘う白血球の生成を促し、微生物に侵入して殺す働きがあることが認められた。
アメリカの製薬会社が、エボラ出血熱の治療薬として開発を進めてきた抗ウイルス薬「レムデシビル」は、新型コロナウイルスへの治療薬として臨床試験が行われていて、アメリカFDA=食品医薬品局は、ことし5月、緊急での使用を許可し、これを受けて日本も特例で使用を承認しています。
9円と決して安くはないけれど、保険が適用されれば処方不可能な高価格ではないことも分かります。
共同研究では日本や欧米で承認されている300種類余りの薬の中から新型コロナウイルスの増殖を妨げる作用があり、薬の候補になるものを調べたところ、エイズの発症を抑える薬である「ネルフィナビル」と白血球が減少する病気などの薬として使われている「セファランチン」の合わせて2種類の物質を見つけたということです。
ぜんそく薬投与した医師は期待 神奈川県松田町にある神奈川県立足柄上病院では、これまでに新型コロナウイルスに感染した患者、10人に対して治療を行ってきました。
「かなり画期的なことです」とはハーバード大学院卒で近著に「元WHO専門委員の感染症予防BOOK」(三笠書房)がある医学博士の左門新氏だ。
ただ、肺炎になるなどして重症化すると、人工呼吸器や集中治療室での治療が必要で、死亡する人も出てくることから、重症化を防ぐ治療薬の開発が求められています。
これは、3月17日、九州大学大学院薬学研究院の西田基宏教授と国立医薬品食品衛生研究所の研究グループが発表しました。
グループは今後、安全性や効果を確かめる臨床研究の実施を目指すとしています。
日本でも今年4月、同試験の結果に基づいて厚労省が特例承認しました。
土井教授は、「既存薬で改善したケースも出てきているが、有効性を確かめるには、薬の投与がない患者との比較や投与するタイミングなどの検証が今後必要だ」と話しています。
専門家「安全性検証 時間かけて入念に」 新型コロナウイルスの抗体医薬について、感染症の治療に詳しい愛知医科大学の森島恒雄客員教授は、「新型コロナウイルスの治療薬開発の中で、抗体医薬は、従来の薬よりも開発に時間がかからず、すでに別の感染症にも抗体医薬が開発されて使われていることもあり、アメリカや中国など各国で主流になってきている。
その一方で「人工的に抗体を作る技術はコストがかかり、供給量が限定されると思われるので、承認されても実際には重症化のリスクが高い患者への投与が優先されるのではないか」と話しています。