そのような実感を裏付ける学術研究もある。
役員と新入社員で意見が食い違ったとき、中身を吟味しないで役員の意見を採用していませんか? 意思決定者を設けることは大切ですが、きちんと出された意見に耳を傾けているか思い返してください。
・自分を正当化するエゴ ・それまでの習慣や常識を変えたくない 新しい概念は今までの自分を否定される気がし、「自分の考え・やり方は間違っていない」と自分を正当化しようとするエゴイズムや、今まで正しいと思い込んできたものを否定されたくないと、自分にとって都合のいい解釈をしてしまうなど、新しいことを受けれいる重圧から逃れようとする自己防衛がアンコンシャス・バイアス。
一昔前は、夫が大黒柱で、妻は専業主婦。
好きな部下が自分のところに来たときは、面と向かって相談に乗りますが、嫌いな部下が自分のところに来たときは会話をしていても目を背けていたりします。
無意識の偏見に関する科学的な理解を広め、全社員が十分な知識に基づいて話し合えるようにする。
「女性は男性が守るべき」といったアンコンシャスバイアスが根強いことは、甲斐性という言葉が女性や子どもを養える男性の経済力を表す言葉として、今も普通に使われていることからも明らかです。
アンコンシャスバイアスの存在を認めることが差別を無くす第一歩になる! アンコンシャスバイアスとは、無意識・無自覚の差別や偏見を意味する言葉です。
それからというもの、私は彼が素晴らしい学生であるということ以上に、膿があることが気になってしまい、いつしか彼を直視して話すのができなくなってしまったのです。
1つ目は、自分を守ろうとする「エゴ」 自分を正当化したり、よく見せたいと考えたり、自分にとって心地よい状態を保ちたいという、自己防衛心、自己保身の表れでもあります。
そのため、まずアンコンシャス・バイアスとは何かを「知った」上で、自身の日頃の行動に潜むアンコンシャス・バイアスに「気づく」ことが重要になります。
「親切」「心遣い」は日本人の美徳のひとつですが、それが真に相手の思いに沿ったものか、は日本人が少し苦手とするコミュニケーションを通して正しく理解していかなければいけません。
・女性でも運転が上手な方はいます。
内閣府男女共同参画局の調査によると、女性の就業率は最近数年間で飛躍的に上昇しています。
2009年10月より、同年4 月に教育学研究科に新設された「バリアフリー教育開発研究センター」に着任。
周囲と表現や受け取り方が異なることで、自分では正しいと感じて話したことで相手を傷つけてしまったり、反対に相手の何気ない発言に傷ついてしまったりするケースが多いのです。
そしてアンコンシャス・バイアスは、多かれ少なかれ、誰しもが持っているもの。
3つの観点から見ていきます。