ネアンデルタール 人 コロナ - 【新型コロナウイルス】ネアンデルタール人の遺伝子でコロナ重症化リスクが3倍に｜日刊ゲンダイDIGITAL

ペーボ教授は、「ネアンデルタール人から遺伝子を受け継いだ我々の祖先が、東アジアでコロナウイルスを含む疫病に襲われ、リスクがある遺伝子を持たない人たちが生き残っていったためではないか」と推察する。

とは約6万年前に交雑したとされており、このときにに伝わったと推定した。

最後に強調しておきたいのは、ネアンデルタール人由来領域は新型コロナウイルス感染重症化に関わる一つの要因でしかなく、全てをネアンデルタール人の呪いのせいにしない様お願いしたい。

だが、どうやって? 6 kbのハプロタイプであることを明らかにしている。

研究者らはこれまで、新型コロナウイルスに感染しても症状がそれぞれ異なる理由を分析し、高齢、男性、基礎疾患がある場合に深刻な症状を引き起こすことを明らかにしている。

ＯＩＳＴのヒト進化ゲノミクスユニットのスバンテ・ぺーボ教授やドイツ、スウェーデンの研究チームが、ネアンデルタール人の遺伝子と重症化リスクを高める遺伝子を比較し、突き止めた。

報告書の共著者で独マックス・プランク進化人類学研究所（）の遺伝学研究分門トップのスバンテ・ペーボ（）氏は、「ネアンデルタール人の遺伝的遺産が、現在のパンデミック（世界的な大流行）の中でこのような悲劇的な結果をもたらしているというのは衝撃的だ」と述べている。

現代人から見つかった新型コロナの重症化を「予防する」遺伝子がネアンデルタール人に由来することを突き止めました。

両時期とも、ヨーロッパやユーラシア大陸には先住集団がいた。

ネイチャー誌掲載論文の図、 ネアンデルタール人遺伝子保有分布図 筆者は一卵性の双子で、子どもの頃から遺伝子について、とても関心が高く高校生の時から様々な文献を読んでは、ドクターを質問攻めにしてきた経緯があります。

もともとコロナの重症化に関連する遺伝子の存在は、新型コロナの遺伝研究に特化した国際プロジェクト「The COVID-19 Host Genetics Initiative」が報告していた。

だが、なぜか日本人は世界でも最小クラスの被害ですんでいる。

この遺伝子断片を保有する人の割合は、欧州では約16％なのに対し、南アジアでは約50％に上り、バングラデシュでは63％と最も高かった。

獲物のアカシカなどの大型有蹄類やイノシシ、カメ、トカゲなどの小動物、食用の豆類も同様。