パラサイト 口コミ - 映画「パラサイト 半地下の家族」のネタバレ感想＆解説します。また口コミをご紹介です。

ネタバレ！ クリックして本文を読む 映画のポスターから『万引き家族』の韓国版を想像していたが、見終わった時の後味が違う。

二人はあっという間に一家の信用を得ていく。

息子のギウ（チェ・ウシク）は大学受験に落ち続け、娘のギジョン（パク・ソダム）は美大を目指すが上手くいかず、予備校に通うお金もない。

コメディぽさもあり終盤までは難しい事を考えず観られて、 とにかく全編通してお見事と言う他ない。

観た方は気づいたかもしれませんが、なんとこの2作品ともにパラサイトキャストが出演しています。

例えば、前半部の家族全員で"寄生"していく場面。

（『JOKER』のアーサーや、『万引き家族』リリー・フランキーと同じ）きっと、地下室にずっと隠れていたあの男性も、同じ想いを抱えているのでしょう。

そこへ行政に派遣された駆除業者が殺虫剤を巻きに地区へやって来ます。

物語のクライマックス誕生日パーティーの日に、息子のギウと地下室にいた男の格闘でギウが重傷を負うところで結構な血が流れます。

しかもそこに元家政婦の夫が住んでいるなんて！ この豪邸の前の持ち主の時から家政婦だったこと、人の倍は食べると言われていたことなどの伏線が効いていて、家の中のことは誰よりも詳しく、定期的に食料を地下に運んでいたことが分かります。

まとめ （引用：） 格差や差別を失くすために「強者」を責めたり攻撃すると、反発が生まれます。

メインの登場人物であるこの二家族以外の人物がいることを結構露骨に示唆しています。

そもそも韓国映画がこれだけ盛り上がる中で、アカデミー賞ノミネートがなかったのがおかしいよ。

例えば、本作を観賞した人達から「驚きの展開」という表現がよく見られますが、実は 『パラサイト 半地下の家族』には伏線が殆どありません。

天候不良のせいとはいえ、一家だけで出かけたキャンプすらもうまくいかない。

低層民、被差別者、不可視の存在を、彼らが生きる「地下」で象徴するアイデアは、同じく今年公開された米国のホラー映画『アス』と通じる。