刑務所 コロナ - 146人感染の横浜刑務所 なぜ拡大？ 受刑者の手紙が語る実態

この場所は実質的な独房と言えるだろう。

せっけんで手を洗うわずかな時間も惜しいってことでしょう」 田中さんが監獄人権センターの会報誌へ投書した苦言の手紙。

「マスクは、割と早くから着けろ着けろと言われだしました。

一方、受刑者が手洗いをする場所を見てみると、置いてあるのは「液体石けん」のみで「アルコール消毒液」は設置されていない。

【法務少年支援センターのご紹介】 法務少年支援センター（少年鑑別所）にご相談いただけます。

私の工場の担当なんかも、手洗いに関してけっこう適当でしたし」 例えば、運動場から戻ってきた際、他の工場の受刑者はせっけんで手を洗わせてもらっていたが、田中さんの工場の担当は手洗い場にせっけんを置いてくれていなかったという。

初犯の受刑者が震え上がる考査訓練 考査訓練とは、刑務所内での所作を身につけるための訓練だ。

考査訓練を行うところを考査工場という。

バスのドアが開いたと同時に、ものすごい怒鳴り声が耳に入ってきた。

そのニュースで心配になった人が急に増えてきました。

また、新型コロナウイルスの感染が拡大するなか、刑務所内での感染拡大が懸念されている。

2月にクーデターが起きたミャンマーでは、6月末に拷問を受けていた政治犯なども解放され、彼らの証言から拘束後の扱いがさらに明らかになった。

刑務所には服役囚があふれ超過密。

- 筆者撮影 そんなわけで、着けては洗い、洗っては着けのローテーションで布製マスク2枚を交互に使っていったそうだ。