また、このほかに民間の検査機関でも194人が変異ウイルスに感染していることが確認され、4月25日までの1週間に兵庫県内で変異ウイルスに感染したことが確認された人は合わせて943人となりました。
また、これまでに変異ウイルスに感染した2200人余りの検体の遺伝子を解析した結果、96%の人からイギリスで最初に見つかったウイルスが検出されたということです。
年代別で最も多いのは20代の29人で、次に多いのが30代の14人です。
また、愛知、岐阜、三重、静岡の4県や、沖縄県でも5月初めには大半が変異ウイルスになると推定しています。
この時点で、学術的には「新型」という要素を捨てる形になりました。
感染経路がほぼ特定されているのは46人で、「施設内」が26人、「家庭内」が11人、「職場内」が7人、「知人」が2人です。
厚生労働省によりますと、2020年12月から2021年4月27日までに全国の合わせて1万102人から変異ウイルスが検出されたと自治体から報告があったということです。
WHOはこの変異ウイルスを「注目すべき変異株」に新たに指定しました。
新型コロナウイルスとよく似ている。
また、都は都内でのウイルスが、「アルファ株」にほぼ置き換わったとして、「アルファ株」かどうかを調べていたスクリーニング検査を「デルタ株」へ切り替える方針を明らかにしました。
また、政府の対策本部で感染状況を検証する福祉監督庁のポポワ長官は「この2週間で、インド株の割合が顕著に増えている」と述べ、インドで確認された変異ウイルスのデルタ株の感染者が急増していることを明らかにしました。
今後さらに増えるとみられ、国立感染症研究所では、7月末までに75%以上となり、8月中にはほとんどが置き換わると推定しています。
また、WHOのテドロス事務局長は、新型コロナ対応などの資金確保のため、2020年設置した「WHO財団」が、インドに酸素や治療薬などを支援するキャンペーンをインターネット上で始めたことを明らかにし、広く寄付を呼びかけました。
感染力について分析したところ、イギリスで確認された変異ウイルスの「アルファ株」と比べて、この変異ウイルスはおよそ1. 今はワクチン接種で医療従事者も駆り出されていて余力が本当にない状態だ。
保健当局は、この変異ウイルスの感染力はイギリスで確認されたアルファ株よりも強いとしていて、現在、新たな感染の90%以上を占めていると分析しています。
イタリアのミラノ、トリノの2019年12月の排水から新型コロナウイルスが検出されたということは、この時期にすでにイタリア国内で新型コロナウイルスのヒト-ヒト感染が起こっていたことを示唆します。
中学生やその家族の感染が相次いで確認されています。
さらに、各地に感染者の治療にあたる仮設の病院を設けるとともに、ワクチンの接種を急いでいます。
このほか、イギリスで最初に確認された変異ウイルスの報告があった国や地域の数は、5月25日の時点で155と、前の週に比べて4つ増えました。
ヨーロッパでも2019年12月の時点で新型コロナウイルスが見つかっている イタリアでは、と報告されています。
感染力が強いとされる「L452R」の変異があるウイルスが、およそ1週間早く300人に達しました。
「ワクチンを受けない人もいるでしょうし、地域的な大流行もあるでしょうが、いずれは『ごく普通の』コロナウイルスの一つになっていくはずです」 しかし、こうした変化は一晩で起こるものではない。
いずれにせよ、こうした新興感染症は海外から持ち込まれ国内で広がるというパターンが多く、早期に未知の感染症を検知するためには、海外渡航歴のある受診者の診断・サーベイランス体制の強化が国内の重要な課題です。
・飛沫感染 感染者の飛沫(くしゃみ、咳、つば など)と一緒にウイルスが放出され、他者がそのウイルスを口や鼻から吸い込んで感染します。