術後は3~4日、皮膚の傷の保護のために包帯をする必要がありますが、小さな傷なのですぐに治ります。
どちらの手術も保険が適応されるので、自己負担は大きくありませんが、手術する場合は整形外科への受診が必要となります。
そして痛みのために手首や指を動かさずにいると、関節そのものが固まってきて、ほんとうに動かせなくなってしまうこともあります。
初期段階では、痛みはピリッとした瞬間的なものですが、症状が進みひどくなってしまうと強い痛みに変わります。
腱鞘炎を治療する上で最も大切なのは、指や手首に異常を感じたら、絶対に放置しないでケアをすること。
一般的な治療法の場合手に湿布を貼ったり、ステロイド注射をしたりと局所的な処置が多くこれで治ればいいのですが全てがそうなるわけではありません。
ただし気をつけなければならないのは、腱鞘の周囲には神経が多く、誤って神経を切断してしまうと知覚障害を起こして、感覚がなくなったり、ピリピリする症状に悩まされたりするようになることです。
テーピングをして手を動かさないようにして治る人もいれば、注射で治る人、数ヶ月かかる人もいれば、数年間治療を続ける人もいます。
もちろん、腱は腱鞘に包まれているので、腱鞘の間を行ったり来たり動くことになります。
ばね指の症状は、手のひら側の指の付け根に痛みや腫れが生じます。
・患部を安静に保つためにテーピングや湿布をする ・痛み止めとして塗り薬や内服薬を使用する ・痛みが強い場合は患部にステロイド薬を注射する ・注射でも効果がない場合は、腱鞘を切開する手術を行う 腱鞘炎の治療では、痛みがあるときはなるべく安静にすることが基本です。
炎症がこの部分に起きていれば、腱鞘がスムーズに動かなくなります。
時折作業を中断し、筋肉を休ませて、腱鞘炎にならないように注意しましょう。
要は裏方の筋肉ですねここを緩めてあげます。
「スポーツ」が原因の腱鞘炎 スポーツ選手の場合は筋力がしっかりしており、ある程度筋力が補ってくれているので、普段運動していない人に比べると腱鞘炎になりにくいのですが、筋力の少ない女性などはちょっとした負荷で腱鞘炎になってしまう可能性が高くなります。
ただ実際には、仕事や家事のために休んでもいられず、がまんを重ねるうちに症状が進み、ついに耐えきれなくなって病院を受診するケースが多いと思います。
さらに30代くらいの女性の場合子育てし抱っこや子供の世話などによる手の酷使があります。
腱鞘炎と女性ホルモンの関係 腱鞘炎には、女性ホルモンとも呼ばれる 「エストロゲン」 が関係していると言われています。
。
そのため、 テーピングを手首にしたり、専用のコルセットを着けたりするなどして治療します。
それと並行して、全身の血流を良くするために腰の筋肉=腸腰筋を緩めます。
腱鞘炎の治療期間は?どれぐらいで治るのか? 腱鞘炎の痛みには個人差がありますが、自然治癒の場合、完全に痛みがなくなるまで半年くらいはかかると思った方が良いです。
これが悪化すると、余計に腱と腱鞘はこすれ合ってしまい、指や手首を動かすと痛みが生じます。
手の甲が痛むこともあります。