元々、《二刀流》というのは、先生に代表されるように、日本の刀を左右の手に持って戦う流儀、戦術であり、《二足のわらじを履く》というのは、同時に二足のわらじが履けないように、同じ人が普段は両立する筈のできない仕事を持つことを表す言葉で、江戸時代にお上から取り締まられるべきがお上の御用を務める十手を預かったことに由来するようです。
江戸時代、ばくち打ちが捕吏(取り締まる側)を兼ねていたことがあり、これを「二足の草鞋を履く」と呼んでいました。
こういった場合での自己紹介は、その積極的な想いと立場を率直に伝えた方が印象も良いでしょう。
両親に泣きつかれたので仕方なく家業を継ぎ二足のわらじを履くことにしたよ。
一般的には、足先に長い二本の緒(お=紐)がついていて、それを左右の縁 ふち やかかとの輪に通し、足首にくくりつけて使います。
「二足のわらじとは」 「二足のわらじ」とは、古くは江戸時代からある言葉で、「どっちつかずで中途半端な人」などど、もともとあまり良いニュアンスの意味で使われていませんでした。
しかし、人間誰しも時間は平等なので、赤ちゃんと遊んでいる時間は仕事ができないですし、逆も当てはまります。
本業を疎かにしないことが、重要だ。
二足の草鞋は同時には履けないもの 同一人が両立しにくいような二種の職業や労務を兼ねることを意味する 二足の草鞋を履くとは、同一人が両立しにくい二つの立場を兼ねているという意味になります。
「二足のわらじ」の例文 サラリーマンとして働きながら、二足のわらじで人気YouTuberをつづけるのは大変です。
・借金返済のためこの数年間、 二足の草鞋を履いて無理をしてきたが、ついに身体を壊してしまった。
知名度を生かしたカフェやグッズショップなどのオーナーにはじまり、趣味が講じての飲食店経営、作家や書道、アートを手がける芸術家などです。
Aさんはそんな自分のことを「いずれデザイナーだけで仕事をしていきたいと考えていて、今は二足の草鞋(わらじ)を履いています」と自己紹介をします。
博打打ちが十手を預かり、同じ博徒を取り締まる捕吏を兼ねていたことから生まれたことわざ。
最近は、困難なことを両立している褒め言葉として使われることも多いですが、本来は相手を褒める場合には使わない言葉であることを認識しておくことが必要です。
しかし「同時に2つをうまくこなすこと」という意味を持っていることから、スポーツ界においては「二足のわらじ」同様に、職業や役割の掛け持ちを指す言葉としても「二刀流」が使われています。
be engaged in:(動詞・熟語 )~に従事する• 日のある間は学校の教壇に立ち夕方から学習塾で教える先生であることを、《二刀流》ではなく《二足のわらじ》と、自ら称する方は少なくないように思います。
一人の人間が二足の草鞋を履くことはできないので、両立しないものをやる様を表現する言葉として使われるようになりました。