また、昨年のハマスタ・ライヴ日に配信された新曲「ローリングストーン」「スローダウン」に窺える11年目への姿勢。
(石角 友香) 2ndアルバム『ソルファ』収録時から12年。
大阪のミュージック・ステーション FM802が、"FM802の番組にリクエストされるアーティストのステージを、リスナーに生で観てもらいたい"との思いから2002年にスタートさせ、毎年春に大阪城ホールで開催しているライヴ・イベント"FM802 REQUESTAGE"。
アジカンの楽曲「Loser」は、BECKの同名曲の日本語カヴァーだ。
細部のアレンジが更新されたことも、楽器の録り音ひとつひとつも、音が鳴る空間が著しくワイド・オープンになったことも、すべてが経験から得た気持ちを反映しているのだ。
サウンドはWEEZERなど初期の影響源を再解釈しているようでもあり、でも曖昧さはなく、ビートもグルーヴもリフもしっかり地に足をつけているのが新鮮。
(石角 友香) 行定勲監督の映画"ピンクとグレー"のために『Wonder Future』のツアー中という、多忙さの中で書き下ろされたのが今回の「Right Now」。
後藤正文との歌のアンサンブルで、センチメンタルな記憶や残像を刺激する曲になった。
頑張って!」と大絶賛の嵐。
-"の番組内から、各番組にて延期公演のチケット先行もスタートするので、ぜひこの機会にチケットをゲットしよう。
(石角 友香) 1曲目の「遙か彼方」での太いベース・ラインが鳴った瞬間の臨場感たるや!メンバー4人での緊張感のあるテイクには、初期のナンバーが持つ心の底から奮い立つようなアジカンならではの音楽の駆動力が、今のアレンジで鳴らされている。
そしてその臨場感を削がず、美化せず、ただクオリティの高い音像として定着してくれたことに感謝したい。
"生きている"という事実を素直に喜びたくなる。
福原さんは、中国東北部なまりの流ちょうな中国語を話し、現役中から中国で人気が高い。
また「触れたい 確かめたい」では、塩塚モエカ(羊文学)がゲストVoで参加。
(石角 友香) ゴッチがブログに"震災後、2度目の人生を生きている心持ち"という意味のことをときどき書いているが、現実の音像、そして作品に昇華されたのが今作なのだと思う。
シンプルなメッセージが、細やかなディテールを含んだふくよかなギター・サウンドで織り成され、普遍的なダイナミズムを放つ。
記号にしてはいけない3. 全15アーティストの提示したい色が明瞭に出た楽曲たち。