カオティックで刺激的なサウンドの応酬に舞台上も客席もヒートアップする中、曲を終えた長谷川は「長谷川白紙でした」と小さくつぶやき、駆け足でステージをあとにした。
最高」と共作できたことの喜びを言葉にしている。
』と聞いて、みんなで飛び上がって喜びました。
事前に入念にリハーサルを重ねたが合計4テイクを撮影し、テイク4が採用されたという。
スカパラメンバーはここで再び桜井をステージに招き入れ、桜井は「最高です!すごいですね、声を出さないで楽しんでくれて。
Children)』とタイトルされたこの曲は、NARGO(トランペット)が作曲、谷中敦(バリトン・サックス)が作詞を担当。
自分たちがそんなにオーバーグラウンドのメインストリームで売れてるバンドじゃないという意識があったんで。
「また一緒に」というメッセージをタイトルに冠し、1月にスタートした今回のツアー。
谷中敦(Baritone Sax)や大森はじめ(Per)、加藤隆志(G)が最前線に飛び出して客席を煽り、会場を揺さぶるほどのジャンプの波を巻き起こした「DOWN BEAT STOMP」を終えると、谷中は「今日、このパラダイスで束の間思いっきり盛り上がってほしいと思います!」と短く挨拶。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言の影響で公演の振替や開催断念などに見舞われながらも、スカパラは全国各地でファンとの再会を果たしてきた。
スカパラメンバーが作曲し、谷中が作詞をするというスタイルで生み出されてきた"歌モノ"シリーズ。
Children)」。
Special」がスタートすると、「Storm Rider」では加藤と谷中が対峙してひりつくようなセッションを披露。
その後もNARGO(Tp)が奏でるミュートトランペットの音色が澄み渡るように優しい空気を運んだ「Good Morning~ブルー・デイジー」、サンプリングされた川上洋平([Alexandros])の声と9人の勇壮な演奏が重なった、インストバージョンの「ALMIGHTY~仮面の約束」など多彩な楽曲が続き、ファンは彩り豊かな音の粒を全身で浴びるように、楽しげに体を揺らしていた。
鍵盤ハーモニカを手に現れた長谷川とスカパラがまずセッションしたのは、ジャズスタンダードの「Caravan」をスカパラ流にアレンジした「スキャラバン」。
長谷川は艶のある音色で鍵盤ハーモニカを吹き鳴らし、客席の視線を一身に集めてみせる。
Childrenの桜井和寿が東京ファイナル公演に登場。
(撮影:ヤオタケシ) 「また一緒に」というメッセージをタイトルに冠し、1月にスタートした今回のツアー。
何と、「美しく燃える森」以来となる奥田民生との2度目のコラボレーションである。
このリリックを谷中は 「〈贈られたリボンをほどいて感謝したあとは、また誰かのためにリボンを結びたい〉」というテーマで制作したという。
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鍵盤ハーモニカを手に現れた長谷川とスカパラがまずセッションしたのは、ジャズスタンダードの「Caravan」をスカパラ流にアレンジした「スキャラバン」。
ボーカリストのいないインストゥルメンタルバンドが、ゲストボーカリストを迎えた曲を発表するようになったのだ。
「ありがとう、スカパラ!」と言う桜井を万雷の拍手で送り出し、スカパラの9人は最後に挨拶。