icon まとめ 「逞しく」という言葉には、体力・体格的な強さや頑強さだけではなく、精神的な強さも含まれています。
「逞しく」は、元々 「満ち溢れている」、 「勢いが盛んな」、 「立派な」といったような意味があるのですが、その由来となったと考えられている言葉がいくつかあります。
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また、 「手組む」は、 「腕組みして立っている姿」で 「仁王立ち」をイメージさせる言葉で、 「逞しく」という言葉につながってきそうです。
「逞しく」なるためには、身体を鍛えることも大切なことですが、精神的にタフになること、これが 「逞しく」なる重要なポイントだと思うのです。
それができてこそ、この厳しい社会の荒波に立ち向かって行くことができるのです。
そのような苦しく辛いことを跳ね返すことができるようにするためには、心身ともに 「逞しく」なっていく必要があります。
「逞しく」の 「逞」は、 「まっすぐ差し出す」という意味を持つ 「呈」から 「真っ直ぐに突き進んでいく」という意味があることから、 「類優」、 「猛増」、 「手組む」と相まって今の解釈になっていったのかもしれません。
現代社会では、複雑な人間関係に悩まされ、慌ただしい環境の中で強く生き抜いて行かなければなりませんが、下手をするとノイローゼなどで精神的に病んでしまう人が増えています。
「逞しく」の語源や由来 「逞しい」、 「逞しく」と聞くとどのようなことを連想するでしょうか? 「類優 たぐいまさる 」、 「猛増 たけまし 」、 「手組む」などの言葉ですが、 「類優 たぐいまさる 」からは、 「他よりも優れている」という意味が理解できます。
「猛増 たけまし 」は、 「猛々しい」、 「勇ましく強い」という様子が増えていくという解釈ができるでしょう。
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