さて、土手を行くのは 伴蔵と お峰の夫婦。
婿入り先の相川家に戻ると、お徳との間に息子・孝太郎が生まれていたことを知る。
ふたりで語る「牡丹灯籠」 牡丹灯籠のお話は、ご存知でしょうか? 全生庵にゆかりのある三遊亭圓朝の創作した怪談噺です。
白翁堂勇斎 - 人相見(陰陽師)。
切ってみたい」と繰り返したのである。
新三郎のに住んでいる 伴蔵が、毎夜新三郎の家に女が通って来るのに気づき、不審に思って、戸の隙間から中の様子を聞くと、 お露 「・・・たとえこのことがお父様に知れて手打ちになりましても、お見捨てなさると聞きませんよ・・・」、どんな女かと覗くと、骨と皮ばかりの痩せた女が新三郎の首へかじりついている。
萩原新三郎の葬儀を済ませたのち、伴蔵と妻のお峰は悪事がばれるのを恐れて、伴蔵の故郷・栗橋に引っ越す。
死んだと聞かされたふたりの訪れにビックリする新三郎だったが、 久しぶりの再会を喜び、睦みあうふたり。
勇斎は天眼鏡で新三郎の顔を見て、「二十日を待たずして必ず死ぬ相が出ている」と宣告する。
蛍が飛び交う蚊帳の中をよく見れば、新三郎が抱いているのは 骸骨・・・。
七又に分かれた尻尾の猫塚に描かれている化け猫は、恐ろしい顔なんでしょうけど、なんだかかわいい。
わっちが見たのも大西信行脚本の方らしいです。
飯島平左衞門は深手を負いながらも、宮邊源次郎を殺しに行くが、反対に殺されてしまう。
末期の1861~1864年頃、による怪奇物語集『御』、の米問屋に伝わる怪談、の旗本家で聞いた実話などに着想を得て創作された。
末期の1861~1864年頃、による怪奇物語集『御』、の米問屋に伝わる怪談、の旗本家で聞いた実話などに着想を得て創作された。
全体を通せば、怪談というより人間の業を描いた作品って感じ。
これで貧乏暮らしとはおさらばだ、と夫婦は笑いが止まらない。
「牡丹灯籠」の映像作品群のなかで画期となるだろう。
原作:三遊亭圓朝。
(「お札はがし」)• 【あらすじ】 旗本の 飯島平左衛門の娘 お露は、一目惚れした相手の 萩原新三郎に恋い焦がれ死にし、乳母の お米もあとを追って死んでしまった。
事の次第を知った山本は伴蔵にお国の身の上を暴露する。