適度な場所で車を乗り換えて、警察無線をイヤホンで聞きながら、余裕で逃走。
アウトローと言うタイトル自体に何か因縁を感じる。
前半はネタバレなし、後半からネタバレありとなっています。
隠れ家に逃げ込んだ犯人グループを指揮していたのは、精悍な風貌のベテラン犯罪者レイ・メリーメンだった あくる日、ビッグ・ニックのあだ名で呼ばれるロサンゼルス郡保安局重犯罪特捜班リーダー、ニック・オブライエンは事件現場に駆けつける。
そこで銃の撃ち方や構え方、弾倉の交換の仕方を徹底的に教わっており、この経験もリアルなガンアクションを作る基になっているのは間違い無いでしょう。
もう一人のゴミ回収車ドライヴァーである痩せたサモア人のほうは、序盤のバーのシーンでも意識して観れば認識可能だが、劇場で一回見ただけでは無理だろう。
ゆえに犯罪が起こっていることに他の利用者が気づくはずもない。
人類は軍隊を動員して抵抗するもなすすべなく撃破されていき、逃げ場はなくなっていた。
この男たちの熱い戦いを綺麗さを省いて「泥臭く」「リアルに」描いた素敵な作品だと思います。
その後建物が倒壊するほどの地割れが起き、道路が陥没。
そういえば塩山編集長は『嫌われ者の記』という日記本があったな。
前者は、そのままその仕事をしているだけでアウトローである。
レイとレイチェルは空き家の地下室に逃げ込み、先に避難していた救急車の運転士ハーラン・オグルビーと一緒になる。
この二人と、巨漢のサモア人、実は黒幕だった黒人のバーテンダーの4人がサッカーのティーム・メイトだったということを、このバーがドイツ系がオーナーのドイツビールを出す店で、サッカーファンが集う場所ということから予想するのは無理というもの。
例えばリュック・ベッソンの『トランスポーター』シリーズはジェイソン・ステイサムの演じるフランクの造形にこの映画の影響を見て取ることができます。
悪役ながらあっぱれ。
そこに絡んでくるプレイヤーもまたストレンジャーです。
H・G・ウェルズの『宇宙戦争』は1938年にラジオドラマ、1953年にバイロン・ハスキンが監督をして映画化もしている。