対してリチウムは1886年に初めててうつ病に対する効果が報告されており、1950年代には躁病に対しての効果が発見されました。
事例24• リーマスを服用している方にぜひ知っておいて頂きたいのは「どんな時にリチウム濃度が上がるのか」です。
一方で、炭酸リチウムは肝臓への影響が少ないお薬です。
事例133• 事例28• 事例109• しかし困るような場合はリーマスの減薬を検討することになります。
神経系の副作用• 躁病および躁うつ病の躁状態 <適応外>• 食欲低下、吐き気などの消化器症状や震え、傾眠などの中枢神経症状、運動機能症状、発熱などの全身症状などがあらわれる場合がある• 3.リーマスの適応疾患 添付文書にはリーマスの適応疾患として、 躁病および躁うつ病の躁状態 が挙げられています。
また、炭酸リチウムは腎臓で排泄されるお薬なので、腎臓の機能が低下するとリチウムが身体に少しずつたまっていきます。
再発予防効果を意識する方• Brugada型心電図• 虚弱者 衰弱者を含む• 古いお薬であるため副作用に注意しなくてはいけませんが、リーマスは現在においても気分の波を抑える作用に優れるお薬であるため、双極性障害の主要な治療薬として用いられています。
事例62• 3.リチウムの体内貯留を起こしやすい状態にある患者[リチウムの毒性を増強する恐れがある]:1)腎障害のある患者、2)衰弱又は脱水状態にある患者、3)発熱、発汗又は下痢を伴う疾患のある患者、4)食塩制限患者。
また2. カロリーを意識しながら食事をとるようにして、3食をバランスよくとることが必要です。
そのため患者さんの症状に応じて最適なお薬を選んでいく必要があります。
なお、それに伴う心室細動、心室頻拍、心室性期外収縮等が発現することがあるので、Brugada型心電図が疑われた患者に投与する際は、循環器を専門とする医師に相談するなど、慎重に投与の可否を検討すること。
改善がみられたならば症状を観察しながら、維持量1日200〜800mgの1〜3回分割経口投与に漸減する。
事例115• 増量ペースをゆっくりにする• 事例94• ひどくなると腎性尿崩症という病名がつけられます。
中毒域に入っていない場合や炭酸リチウムの飲み始めでは、振戦の対策としては以下の4つがあげられます。
脳器質的障害• 事例131• なぜならばリーマスは治療域(病気の治療に適する血中濃度)と中毒域(身体にとって危険な血中濃度)が近いお薬だからです。
] 重要な基本的注意 めまい、眠気等があらわれることがあるので、本剤投与中の患者には自動車の運転等危険を伴う機械類の操作に従事させないよう注意すること。
サイアザイド系利尿薬は遠位尿細管という終わりの方で働きます。
妊婦・産婦• 中等度以上の躁状態では、治療のスピードが求められます。