そこで、この記事を読んで「うろ覚え」の正しい知識を頭に入れていただければ幸いです。
今後はうろ覚え・うる覚えの違いを知って意味や使い方を理解して正しい日本語を使いましょう!その他の言葉の違いについても以下の関連記事をご覧ください!. 「うろ覚え」の使い方 「うろ覚え」を使った分かりやすい例としては、「以前読んだ小説の内容がうろ覚えです」「うろ覚えですがこの数式はこう解いた気がします」「住所がうろ覚えなので無事に到着できるうか」「うろ覚えで絵を描くのが楽しい」などがあります。
つまり、 「うろ覚え」 とは、 覚えていること自体が空っぽで曖昧なこと を言うのです。
ラ行の音は聞き取りにくく、「うろ覚え」と発音しても、「うる覚え」と聞き間違いが起きてしまうことは十分にあり得ます。
「疎」は「疋」と「束」を組み合わせることで、「束ねたものをほどいて離す」という意味をあらわし、やがて「関係が疎遠になる」「隙間がある」「まばらな」などの意味をあらわすようになりました。
そのため、 相手が、 「うる覚え」と言っても 何も違和感を感じずに受け流してしまうことがよくあるようです。
「うろ覚え」を「うる覚え」になる間違えやすい原因は? では、「うろ覚え」を「うる覚え」と使ってしまう理由です。
「疋」はもともと「膝から下の足」の意味ですが、やがて「足のように分かれる」という意味もあわせ持つようになりました。
「うろ覚え」の英語表記 「うろ覚え」を英語にすると「faint memory」「vague memory」となり、例えば上記の「セリフがうろ覚えだったけど最後まで演じることができた」を英語にすると「Even I only had a faint memory of the line, I could perform it until the end」となります。
「役不足」とは、「役」が「不足」していること、当人の実力をいかんなく発揮できる役回りを与えられていない状況を指します。
「vague」は「漠然とした」「あいまいな」「紛らわしい」「ぼやけた」という意味の言葉です。
「そら覚え」で注意すべきことは「記憶が確かではないこと」という意味のほかに、「書いたものを見ずにすむほど完全に覚えること」という全く逆の意味があることです。
すなわち、うろ覚えは方言などではなく、昔ながらの正しい日本語であることが窺えるでしょう。
「うる覚え」は「うろ覚え」が変化した言葉とされていますが、ネットで生まれたスラングではありません。
「うろ覚え」と「うる覚え」正しいのは|意味・語源・英語表現を解説• 「うる覚え」と間違いやすい理由 「うろ覚え」と「うる覚え」を間違える人が多い理由としては、「うろ覚え」は主に話し言葉として使われており、「うろ」と「うる」の発音が似ているため、聞き間違える人が多かったからです。
また最近では「うる覚え」という言い方も広まっていますが、どちらが正解でしょうか。
意味は同じですが、「うる覚え」と同様に「うろ覚え」の言い間違いから生まれた言葉であると言われています。
この「疎」と「愚」は読みが同じため「おろそか」と「おろか」の意味が混同され、「疎か」が「おおざっぱでいいかげん」という意味も含むようになったと考えられます。
一般的には「生覚え」は「中途半端に覚えていること」という意味ですが、古語の「覚え」には「寵愛」や「恩寵」の意味があるので、「生覚え」の古語は「あまり深く寵愛されていないこと」という意味になります。
確かに、一部地方ではうる覚えが定着しているところが見られます。
2019年12月27日• また、視覚的に「ろ」を「る」と見間違えたことも考えられます。