向こうで患者に不快な思いをさせないこと。
これからずっと何年間も一緒だ」 「はい!」 七瀬は満面の笑みで浬の手をとった。
さらに、みのりの双子の姉・若林みおりがきっかけで留学を決めた。
向こうで患者に不快な思いをさせないこと。
残された浬は、しばらく動くことができなかった。
どのみちデートは中止せざるをえなかったのかもしれない。
となり部屋同士のよしみがあろうと俺は一切手加減しない。
姉のこと、どんな形でも忘れないでいてくれて……ありがとうございます」 好きです そして、ついに浬が渡米する日。
さらに、お互いプロポーズしてしまうのが、微笑ましいです。
」 七瀬にみんなの前でキスを浬がすると七瀬もキスをし返すのだった。
七瀬は酔っぱらっていたけどキスされたことはしっかりと覚えており、後日、職場のみんなで飲んでいるときに思わずキスされたことをばらしてしまい、ファーストキスだったことを話してみんなから睨まれる天堂だったのです。
兄は妹が天堂に利用されてると思いこみ、佐倉の実家に強引に連れてく。
頭の傷は深刻なものではなく、七瀬は救急車の中で (日頃の寝不足がたたって)寝入っただけだったのだ。
あれから、3年がたち、後輩から頼られる先輩に成長した七瀬。
離れたくないに決まってるだろ。
そんな七瀬を浬は優しく抱き寄せるのだった。
しかし、仕事の電話が入って病院に戻った … 子供の成長は速いです。
だからあと5か月、全力で好きになる) プロポーズ 浬の親は地方で病院を経営している。
「先生が帰ってきたら言おうって決めてたんです! 私からのプロポーズ」 「あ……ああ」 「返事は?」 これでは立場が逆だ。
来生に惚れてる。
来れば?」 ぶっきらぼうな言い方をしながら、一瞬だけ、浬の顔には柔らかな笑みが浮かんでいた。