赤ウニは活かすのが難しく、流通させても直ぐ死にます。
質の良い食材をお届けする仕入れという業務においてこの2点は致命的なため、質よりも何よりも殻付きウニが仕入れたいという場合に限り、殻付きウニの仕入れを行っております 殻付きよりも鮮度が保てる塩水ウニ では、殻付きウニよりも鮮度がしっかりと保てるウニを仕入れたいならどんなウニが良いのかですが、それは箱詰めウニの中でも塩水に浸かっている『塩水ウニ』と呼ばれる商品になります。
九州産のプリッとした大ぶりのウニの身に、お客様どころか店主でさえ、いいものをお出しできたと喜んでいるでしょう。
そんな繊細な身を真新しい木で作った容器に直に収めれば、匂いは必ずうつります。
中には、産地の記載がない怪しげなウニもあります(笑) 【ウニの相場の目安】 私の頭の中のウニ相場ですが、年末が一番高く6,000円くらいから9,000円。
殻付きのままのウニは日持ちしないので、 届いた当日か遅くとも翌日に食べるようにしてください。
山口県の北浦と同じような気候・近い海洋環境の九州の市場にあがるウニにも、 養殖のウニは仲買さえ知らない間に広がっています。
もしくは、その分値引きしろと。
矢印、緑色が羅臼昆布 北海道・知床半島の羅臼。
バフンウニは、北海道や東北が産地で、棘が短く、殻に入った見た目が馬糞に似ていることから、このように名付けられました。
(そもそも、関ヶ原後の毛利を封じるために飛ばされた地ですから。
特に、食べる海藻の種類なのです。
ですから品種の違いと割り切れそうなもんですが、 決定的な味の違いはウニの環境です。
なぜ、日本海で珍しいのかというと、 海流が速いために、陸からの栄養分が流されてしまう点が大きいのです。
(塩水は濃度3%程度:水500mlに塩大さじ1ほど) 殻付きのまま保存すると、ウニが傷みやすく保存期間が短くなってしまいます。
) そのため、あまり、市場に活きのまま流通することがなく、 価格も高いので、高級ホテルや料理店でなければ割の合わない素材です。
ですので、梅乃葉では、活きウニが痩せさせないための、海藻類を十分に与えており、 お客様から注文が入るまで、ぬくぬくと活かしております。
海藻の種類も又多く、そこに生息するウニが昔から特産品とされていたのも この豊かな海洋環境が背景にあります。
稚ウニを養殖し、放流することは、北海道では昔から行われていたそうです。
では、北浦産ウニは何を食べてるかって? 「いろいろです!」(笑) というくらい、いろんな海藻を食べているんです。
しかも「羅臼昆布」といえば、関西や北陸などごく一部の高級料亭向けであり、地元でも手に入らない(!)というしろものです。
粒が大きいのは鮮度抜群の証拠。
」と 初めて食べた時は、かなりショックでした。
そして、その後取り組み始めた環境問題、特に海の藻場再生運動への取り組みへのきっかけにもなりました。