かなり昔に読んだ作品で、時代設定も古いのですが、とてもつもなく濃厚で面白い。
新本格ミステリーの先駆けとなった本作は、今やさまざまなミステリー作家がお手本にするほど知名度の高い作品です。
沙都子がどうやってそんなことをやっているのか?とか、沙都子の目的や動機については詳しく考察してなかったので、わたくしの考察をそっちをメインに語っていきたいと思います。
タイトルが「 君の名は?」でもおかしくない位の衝撃ですよねw まさかそんなトリックがあるなんて、現実的じゃないかもしれないけど思いつくのが凄い。
せいぜいがんばって、酒井くん」 「これ、恋人のカオリ」 初めて彼女をこの家に連れて来られた時、私はガツンと頭を殴られたような衝撃を受けた。
そう思って一応動画は見たのですが、その叙述トリック説が面白かったのと、トールさんが動画内で引用OKと言っていたので、それならその叙述トリック説を元にわたくしなりの考察をさせてもらいたいと思います。
予想を大きく裏切る衝撃の展開が話題を呼び、今なお多くの読者から高い評価を受けている作品です。
より引用 24年前に発表された作品ですが、今読んでも全然古びていません。
ただ、気持ち良く騙されるのもまたミステリーの醍醐味!綾辻さんがひそかにほくそえんでいる様子が目に浮かびますね(笑) どんどん橋、落ちた 出版社講談社 出版年月2002年10月 (新装改訂版:2017年2月) 実は絵本も書いている?その人気の秘密とは? ミステリー・ホラー作家として絶大な人気を誇る綾辻さんですが、実は子供向けの絵本を書かれているのはご存じですか?その名も『くうきにんげん』。
「アガサ・クリスティ」の「そして誰もいなくなった」のオマージュで、読んでいればところどころにニヤリとできる部分があります。
事件の探偵役が連続殺人犯という斬新な設定もさることながら、練りに練られた緻密な構成には驚かされるばかり。
一人また一人、美女が殺される。
映画ならともかく、文字だけでこれほど凄まじい映像が脳裏に浮かぶ作品は他に読んだことがありません。
格式高く異様な家柄での事件を怪談話のように書き上げた連作短編集です。
麦海をホラーテイストにしたイメージなので、好きな人は参考にしてみて下さいね。
綾辻さんの実体験をもとに描かれた作品らしいのですが、作家さんというのはきっと日常で色々なネタを拾っているのでしょうね。
ホラー映画好きの綾辻さんらしく、これ以上ないほどのスプラッター小説に仕上がりました。
甘美なまでの語り口が、ともすれば暗い微笑を誘い、最後に明かされる残酷なまでの真実が、脳髄を冷たく痺れさせる。
高校から一人暮らしを始めるアキラが、寂しいからという理由で昔から仲の良かった私をこのマンションに半ば強制的に連行したのが始まりだった。
その裏にある物は一体なんだろうか?と一気読みしてしまいます。
作家を目指す者たちの憧れであるそのアパートに運良く入居することができた男。