その 印象的なフレーズは以下の2段落だろう。
ここからは 公式Twitterの呟きを参考にしながら「なぜメンヘラはマイメロに惹かれていくのか」を見ていこう。
頭部がすっきりした宮城は、サンリオのキャラクター「マイメロディ」が描かれたリュックを前方に背負い、澄んだ瞳で何かを訴えている。
この部分を見ると、 今は健康なのかもしれない。
別に人から嫌われてもいいじゃないか。
確実に真面目で良い人だ。
また以下の文章も面白い。
家族構成としては祖父母、両親、弟のリズムがいる。
ふりかかってくる災難やどうしようもない理不尽を、一つひとつ自主的に受け止めるには、人生は長すぎる。
彼女は放映当時、14歳なのでズバリ歌ちゃんと同い年である。
これは 健康そうで不健康な雰囲気もある。
むしろ 死ぬほど真面目に考えた結果、宇垣美里はマイメロになったのだ。
つまり「マイメロ好き=宇垣美里=メンヘラ」という数式となる。
このゆるさが マイメロの精神を表しているといってもいい。
ファンからは「悟りを開いてる顔は草」「京セラ神社の住職かな?」との声が上がった。
とにかく観ている人を 「無条件で褒めること」が多く、 フォロワーは他己肯定感をもらえる。
彼女にとって、嫌な記憶は他人に任せておいて、 幸せなことだけを考えたいのだと言う。
すごくいい言葉だ。
おもしろいのは、マイメロにはアンチがいるが、クロミにはほとんどいない。
もともとの呼称は「LITTLE RED RIDINGHOOD 赤ずきん 」であり 「オオカミのお腹から生まれた」というB級ホラーみたいな設定がある。
どこかで 身体からマイメロを抜かなきゃいけない。
また 「等身大励まし呟き」では同じテーマを、フォロワーと同じ目線で発信している。
この 4種類それぞれにメンヘラが反応するのは、すごくよくわかる。
マイメロを作り出しているのも自分であり、結局は自分がダメージを受けてしまうわけだ。