味噌汁の味を知るのに、全てを飲むのは大変です。
親の死亡が明らかになれば生計の源が絶たれます。
「45歳無職独身実家住まい。
一般的なアドバイスや適切な団体を紹介していただけるとは思いますし、時には熱心に担当していただける職員さんもおられるでしょう。
つまり、昭和末期から平成黎明期にかけて当時10~20代だった若者が数十年間もひきこもり生活を続け、50代を迎えてしまったことになります。
家庭内暴力などに加え、他人を巻き込んで殺傷事件を起こすなど、深刻な問題となっているのです。
私自身はそのような支援団体とかかわったことはありませんが、ある程度説得の後に自立支援の施設に連れていく、高額な費用を請求するなどの問題点がマスコミで指摘されています。
そのために、最初に相談に応じた方の責任は重いですが、いくら専門家と言っても簡単に解決する妙案はありません。
8050問題が起こる、その背景とは 8050問題の最たる原因であるひきこもりがなぜ増えてしまったのか考えてみます。
引きこもりの何が問題なのでしょう? 引きこもりの問題は、経済的活動があまりできていないことのように私は感じます。
わずかな年金だけで老夫婦、そして子どもの生活費を賄っていくには限界があります。
今この時、今すぐにでも手を尽くさなければ手遅れになってしまうこの問題を警鐘するために、そう名付けました。
確かに死亡者まで出すやり方に批判の声も多かったのですが、意外なことに擁護する声も少なくありませんでした。
そのために保護者の方が定期的に集まる会を主宰している民間団体も沢山あります。
しかし、引きこもりは現在も続いている。
ひきこもり当事者とその家族を支援するという活動には果てがありません。
ほとんどの親御さんが、心のどこかで「家に引きこもりの子どもがいることは恥ずかしい」と思われています。
また、現在の状態の背景になんらかの疾患があると判断される場合は、医療機関の紹介も行っています。