「高級車を乗り回して女遊びしているお坊ちゃんが、おじいちゃんの娘を探しにモンゴルに行って、そこでいろいろ学ぶんだよ。
KENTARO監督自身、第一回長編作品でありながら、物語の伏線も張りながら、しっかりとした回収で描いています。
そのあたりを考察する特集です。
でも、モンゴルに到着したときに自分の携帯が壊れちゃってて、どちらにしろ繋がらない状況だったんです(笑)。
柳楽さんの印象はどうでしたか? 「彼は本当にスペシャルな役者だとおもいます。
解説 柳楽優弥が海外合作映画に初主演し、モンゴルを舞台に2人の男の旅路を描いたロードムービー。
主観、客観織り混ぜて、美人をテーマにいろいろ考えてみる一週間。
つまり、モンゴルにいくと、現代社会でいろいろと溜め込んだものをリリースできるというのを体感したんです。
どこを切り取っても美しいターコイズ色。
緑の草原をゆったりと流れる大河。
顔に纏うファッションなのです。
LEON1月号ではそんな時のよき相棒となる腕時計を紹介中。
そんな場所で、自分もモンゴル人の友人とともに旅をした経験もあり、また、企業の社長たちがモンゴルを旅したときに涙している姿を見たりもしたんです。
そう、お洒落の基本はさじ加減にあり。
ソン・ガンホさんからは「『誰も知らない』を観てたよ。
事前に役を作りこまないで撮影に臨まれたそうですね。
けれどもただ刺激があればいいというものでもない。
ソン・ガンホさんは紳士的でユーモアもあり、エネルギーに満ちていました。
撮影現場ではウォッカを飲まれていたとか。
そうかもね。
その翌年『ミッドナイト・ミート・トレイン』でハリウッドデビュー。
空だけが真っ青で、ターコイズ色だったと思い出していました。
タケシは一人になっても、サイドカーを押し続けます。
そう、鍋を囲む時間は最高のコミュニケーション。