刺入時に針がひかからないように。
6 Hoffmann KK,Weber DJ,Samsa GP,et al.:Transparent polyurethane film as an intravenous catheter dressing.A meta-analysis of the infection risks.JAMA 1992;267(15):2072-2076. 本記事は株式会社照林社の提供により掲載しています。
また、緩やかに時間を掛けて薬剤を投与する場合にも点滴が用いられる。
- そもそも、なぜラインを使い分ける必要があるの? 体液管理や栄養補給、薬剤の静脈内への投与のため、臨床の場面で日常的に静脈内注射(drip in vein、D)が行われます。
患者自身に氏名を名乗ってもらう。
静脈内に直接薬液を注入する方法である。
静脈炎の徴候(熱感、圧痛、発赤、触知可能な静脈索〈静脈の走行に沿って存在する触知可能な硬結〉)や、感染症、カテーテル機能不全などが見られる場合はすぐにカテーテルを抜去する 表2滅菌透明フィルムドレッシング材と滅菌ガーゼの特徴 (より引用、一部改変) 2 カテーテルの交換のタイミング• 患者の負担が少ない 末梢静脈のデメリット• 穿刺した際、患者さんが痛みやしびれを訴えた場合は、速やかに針を抜きます。
注射トレイ• 疾患、症状、薬剤名、検査情報から初診やフォローアップ時の治療例まで。
駆血帯をはずすことで薬剤が血流へ流れ込む。
注射時の体勢に無理のないような体位をとり、安全に行う。
3.無菌操作で薬剤を注射器に準備する。
図1静脈内注射を行う際に使用されるラインと特徴 その理由は、薬剤にはさまざまな種類があるため、1本のラインから複数の薬剤を同時投与することで薬剤どうしが反応し、 配合変化を起こしてしまうことがあるためです。
このようにして、静脈注射が看護師の業務とされたのに伴って、公益社団法人日本看護協会では、2003年4月に『静脈注射の実施に関する指針』を示しました。
3 駆血帯• 挿入部位は、 鎖骨下静脈、内頸静脈、大腿静脈()• 1分間の滴下数を6で割ると、およその10秒あたりの滴下数が計算できますが、ここでは10秒あたりの滴下数の計算式もご紹介ししておきます。
12.注入が終わったら、静かに針を抜きアルコール綿で止血する。
静脈炎を起こすことがある• 7.アルコール綿で刺入部位を消毒し、乾くまで待つ。
これらは目的や場面に応じて使い分ける必要があります()。
安心・安楽・安全に静脈注射を施行できるようにすることが大事ですね。