ここで注意しなければならない点は、手のポーズです。
最後に補足ですが、ここでいう「ベストな光」はあくまでも、モノの形態とその周辺の空間を見る人にわかりやすく伝えるデッサンをする上でのベストであって、全ての平面表現においてのベストではないということを、頭の片隅に入れておいてください。
斜め方向にタッチを入れると、立体感を阻害してしまいます。
この考え方を身につけてゆくと、物の形への観察力が当然上がります。
例えば風景で、家と木を描いたとします。
遠近をつけるとよりリアルに見えますが、3要素をすべて混ぜ込むにはかなりの手数を踏まなければできません。
影を描く 光源の方向を意識して 影を描きます。
まずは簡単なモチーフでデッサンに挑戦し、自信がついたら、少し難しめのものをモチーフにしてデッサンをする、というように、徐々に難易度を上げていくと、デッサンもかなり上手になります。
つまり、陰影には物体自体によって暗くなる「陰」とそれが地面に映ってできる「影」「影ぼうし」の二通りあるということです。
これが、デッサンの第一段階。
今から20年以上前の映画で、僕自身リアルタイムで見たわけではありませんが、有名な映画でもあったので以前レンタルして視聴してみました。
この二つのポイントに注意しながら、描いていけば、基本は十分だと思います。
見えない箇所の補助線も描く 最終的に立体の影に隠れてしまい見えなくなってしまうかもしれませんが、パースの線を描く際には必ず見えない箇所の線も意識して描く事で、形の狂いを防ぐ事が出来るようになります。
ではまた来週もよろしくお願いします。
では、「絵の腕前を上達させたい」と思ったときに基本となる技術は何でしょうか。
また、透視図法の事を 「パース」とも言います。
立方体の表面の細かな凹凸を描いて完成です。
目でみた3次元の物体を2次元の紙に表現することがデッサンです。
少し弱い(うすい)ですので、ポイントになる部分(全体を引き締める役割の部分)をもう一段強くしましょう。
「物の形と陰影は別の要素」として考えて1つ1つ身につけていくとしっかりとした実感をもてると思います。
パースが甘いですが)空間にモチーフを自由に組み合わせ、構成しているので地面の影はありません。