これが、「流し雛」と呼ばれ、ひな祭りの起源と言われています。
いつからお雛様を飾る? お雛様を飾り始める時期は、立春の2月4日頃からから2月中旬にかけて飾るのが一般的です。
もちろん2020年は2月4日でした。
この日に飾り付けをしなければいけないという決まった日付はありませんが、一般的には、 節分の翌日である立春から2月中旬ぐらいまで、少なくとも桃の節句の前々日である 3月1日までに飾るのが好ましいとされています。
そして両方の実家に、 「専門の方が言っていたので・・・」で、逃げちゃいましょ! どちらのご両親も、赤ちゃが可愛くてついついアレコレ言いたくなるんですよ。
生活スタイルが変わっていき飾るスペースが確保できなくなったりすることもあるでしょう。
しかし、それ以降は、飾りやすい日程で、その日にあった1日にで吉とされている時間帯に、ひな人形を出しています。
「いつ頃を指すのか?」というと、暦上2月19日頃にあたります。
ただし、湿気の多い日に片付けると人形がかびてしまう原因にもなり得るので、3月中旬までの天気のいい湿気の少ない日に片付けるようにしましょう。
「一夜飾り」というのはよくお正月飾りのときに気にする方が多いと思います。
これはお互いに菖蒲刀をたずさえながら戦うものです。
特に雛人形をしまう時期については、遅れると「お嫁に行くのが遅くなる」という迷信もあり、気になる人もいらっしゃるのではないでしょうか。
時期よりも、何よりも、お天気がよい日にしまうことはもっとも最優先するべき事です。
それが 雨水(うすい)の日、2021年は2月18日(木)〜3月4日(木)です。
湿気の多い雨の日にしまうと人形がカビなどで傷んでしまう恐れがあるので、晴れて乾燥した日を選びましょう。
実際私も、娘時代はそんなの迷信だと言って気にしませんでしたが、我が子の雛人形はなるべく早く片付けなくちゃ!と思ってしまいます。
今のご時世なので、市町村の制度に沿って、粗大ゴミなどで処分することも一つではあると思いますが、成長を見守ってくれたひな人形に感謝を込めて処分するのが良いでしょう。
コンパクトな分、気軽に飾ったりしまったりできるのも大きなメリットなので、普段忙しい人にもぴったり。
雛人形に使用している生地は湿気に弱く、湿度が高い天候の悪い日が大敵なのです! ジメジメした日にしまうと、人形に湿気を残したまましまうことになってしまい、来年出してみるとカビやシミが……という結末になりかねません。
雛人形の収納場所として適しているのは、湿気が少なく風通しのよいところです。
では、飾る場所を3つご紹介します。