冬の時代がまた来たらどうしようという一抹の不安の雲を吹き飛ばすような、晴れやかな朝ドラを楽しみにしたい。
それでもやはり、朝に見る人は多い。
確かに前作『エール』の窪田正孝、前々作『スカーレット』の戸田恵梨香と比べれば実績も人気も及ばないが、子役パートの段階でほぼ未登場の主演を叩く異常性にはメディアの闇を感じてしまう。
青山誠著『浪速千栄子』(角川文庫) しかし、この時すでにオロナイン軟膏のCMには、テレビ時代劇『とんま天狗』の主人公である大村崑がイメージ・キャラクターに使われていた。
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4ポイントアップした。
熱烈なファンも生んだが、古くからの朝ドラファンには不評で、視聴率も20%には届かなかった。
朝ドラ史上最悪と評された父親による虐待、再会したかと思えばやくざ者になっていた弟による妨害、あげくは公私にわたるパートナーだった夫が若い後輩女優をはらませたため、離婚して家を出るハメに。
第1回の放送は大好評で、見事に女優、竹井千代は復活を遂げた。
店長の自分が監督、店員が助監督のつもりでいる。
さらに、不幸の積み重ねはクライマックスの大逆転の効果を最大にするためだったと思えば、エンターテインメントとしてけっして悪いドラマではない。
著書に『美智子さまという奇跡』(幻冬舎新書)、『朝ドラには働く女子の本音が詰まってる』(ちくま新書)。
若手劇団員・ 灯子(小西はな)と浮気して平謝りの一平。
かつては「ほっしゃん。
鶴亀を退社する熊田の願いは、千代に一日だけ鶴亀新喜劇の舞台に立ってほしいというものだった。
また、大塚製薬「オロナイン軟膏(なんこう)」の広告に起用されたことでも注目を集めた。
普段えらそうに振る舞っているが、大山鶴蔵社長には頭が上がらない。
実際、昼や夜、あるいは土曜の一挙放送でとか、録画したものを好きなタイミングでという見方も増えてきているはずだ。
それをある人に見られて・・・。
喜劇俳優で劇作家でもある2代目渋谷天外さんの元妻で、松竹新喜劇の女優だった浪花千栄子さんの半生をモデルに、大正から戦後の激動の時代に女優の道をいちずに歩んだ女性の姿をフィクションとして描いてきた「おちょやん」。
たとえば、前作の「エール」でも、やたらと暗く重苦しい戦争描写が話題になった。