正信 偈 全文 - 正信偈の原文(全文)と書き下し文

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全文 正信 偈 『正信偈(しょうしんげ)』現代語訳:中津功先生監修

いかんが虚偽ならざる。

  • 末法の世界に生まれられた道綽禅師は、「安楽集」を著され、自力によって修行して悟りを得ようとする聖道門の教えでは悟りを得ることは難しいことを明らかにし、凡夫が極楽浄土に往生し、仏になることができるのは、阿弥陀仏から差し向けられている「南無阿弥陀仏」という他力の念仏により往生するという、浄土門の教えによるしかないことを明らかにされた。

  • いまこの深信は他力至極の金剛心、一乗無上の真実信海なり。

よむ法話 浄土真宗の寺院には必ず仏法聴聞の場が開かれています。

  • 「 弥陀」とは阿弥陀仏のことですので、一つを教えられたということです。

  • 「本願の大いなる 智慧 ちえの海に入れば、行者は他力の信を 回向 えこうされ、如来の本願にかなうことができたそのときに、『 観経 かんぎょう』に説かれる 韋提希 いだいけと同じく 喜忍 きにん・ 悟忍 ごにん・ 信忍 しんにんの 三忍 さんにんを得て、浄土に往生してただちにさとりを開く」と述べられた。

『仏説無量寿経』に わたしが仏になるとき、すべての人々が心から信じて、わたしの国に生れたいと願い、わずか十回でも念仏して、もし生れることができないようなら、わたしは決してさとりを開きません。

  • 獲信見敬大慶喜 即横超截五悪趣 真(まこと)の信を獲得(ぎゃくとく)することができれば、いのちの尊さに目覚めて敬うことができ、大きなよろこびに満たされます。

  • 本願名号正定業 ほんがんみょうごうしょうじょうごーう 本願のは正定の業なり、 至心信楽願為因 しーしんしんぎょうがんにーいーん 至心信楽の願を因と為す、 成等覚証大涅槃 じょうとうがくしょうだいねーはーん 等覚を成り大涅槃を証することは、 必至滅度願成就 ひっしーめつどーがんじょうじゅー 必至滅度の願、成就すればなり。

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  • 弘誓 ぐぜい・・・仏が仏になろうとするとき建てる願いを 誓願 せいがんや 本弘誓願 ほんぐぜいがんともいう。

  • 三信 さんしんと 三不信 さんぷしんの教えを懇切丁寧に示し、 正法 しょうぼう・ 像法 ぞうぼう・ 末法 まっぽう・ 法滅 ほうめつというどの時代においても、本願念仏の 法 おしえは変らず人々を救い続けることを明らかにされた。

開入本願大智海 ( かーいにゅうほんがんだーいちかーい ) 「本願の大智海に開入すれば、 行者正受金剛心 ( ぎょうじゃしょうーじゅこんごうしーん ) 行者正しく金剛心を受け、 慶喜一念相応後 ( きょうきいちねんそうおうごー ) 慶喜一念相応の後、 与韋提等獲三忍 ( よーいだいとうぎゃくさんにーん ) 韋提と等しく三忍を獲、 即証法性之常楽 ( そくしょうほっしょうしーじょうらーく ) 即ち法性之常楽を証せしむ」といえり。

  • これらの重罪を犯した人としてよく知られているのは、『 仏説 ぶっせつ 観無量寿経 かんむりょうじゅきょう』に登場するマガダ国の 阿闍世 あじゃせ王子と 提婆達多 だいばだったという仏弟子です。

  • それ衆生ありて、この光に遇ふものは、三垢消滅し、身意柔軟なり。

道俗時衆共同心 唯可信斯高僧説 (『正信偈』の最後の2行) 「道」とはの人、 「俗」とは、在家の人。

  • 阿弥陀仏の浄土に往生すれば、ただちに 真如 しんにょをさとった身となり、さらに迷いの世界に還り、 神通力文 じんずうりきをあらわして自在に苦しみ悩む人々を救うことができる」と述べられた。

  • 道俗時衆共同心 どうぞくじしゅーぐどうしん 道・俗・時衆、共に同心に、 唯可信斯高僧説 ゆいかーしんしーこうそうせーつ 唯斯の高僧の説を信ず可し。

縁があれば悪い心が起こり、互いに傷つけあうことでしか生きられないのが私たち人間である、そのような人間という存在を阿弥陀仏は平等に悲しみ、だからこそ救われてほしいと願い続けてくださっている。

  • 聞光力のゆゑに心断えずして、みな往生を得しむ、ゆゑに頂礼したてまつる。

  • 本師源空明仏教 憐愍善悪凡夫人 よき師源空(法然)上人は、すべての人々の真の救いのために仏教があるのだということを明らかにされ、善し悪しに執らわれた私たち凡夫人を深く愍(あわれ)みたまい、 真宗教證興片州 選択本願弘悪世 浄土真宗の教えを、片端の州(くに)であるこの日本に興されました。

本願名号正定業 至心信楽願為因 この南無阿弥陀仏の名号こそ真実の言葉となって人が生きて往く道を正しく定めるはたらきをします。

  • 阿弥陀仏の光明はあらゆる迷いから離れたものであるが、凡夫にはとてもそのありさまは説明できないので、阿弥陀仏を「無称光仏」ともお呼びする。

  • 前半は、『 仏説無量寿経 ( ぶっせつむりょうじゅきょう )』によって明らかにされている念仏(南無阿弥陀仏)のいわれが説かれ、後半にその教えを受け継ぎ伝えてきたインド・中国・日本の7人の祖師たち( 龍樹 ( りゅうじゅ )・ 天親 ( てんじん )・ 曇鸞 ( どんらん )・ 道綽 ( どうしゃく )・ 善導 ( ぜんどう )・ 源信 ( げんしん )・ 源空 ( げんくう ))の歩みとその教えが讃嘆されています。




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