今月17日、オンラインで開かれたホストタウンの会合でも、南米チリの選手団を受け入れる予定の宮城県の加美町が、橋本オリンピック・パラリンピック担当大臣に対し「濃密な交流はかなわずどのような形で交流を進めればいいのか。
ですから、選手団のメンバーは全員、前橋でのキャンプ延長を望んでいました。
みなさんに感謝している」。
南スーダンの選手団が来日したのは2019年11月末。
そう語る楠選手は、2020年の日本陸上競技選手権で男子1500m第3位の実力者。
活躍はスポーツ界だけにとどまらず、現役時代には米国公認会計士の資格を取得するなど様々なビジネスを手掛ける経営者としての側面を持つ。
新型コロナウイルス禍による東京の1年延期を受けて関係各機関は再調整を求められたが、群馬・前橋市では南スーダン選手団の長期合宿事業を継続している。
「スポーツはプロフェッショナルだけのものではない」「持続可能な文化としてのスポーツのあり方を模索したい」と、勝ち負けだけにとらわれないスポーツとの向き合い方を模索し続けている横田さんだからこそ聞き出せる、南スーダンの選手たちの「国のために走る意味」に迫ります。
パラで陸上男子100メートル出場を目指すクティヤン・マイケル・マチーク・ティン選手(30)も「母国では雨が降るとトラックがぬかるんで練習できない。
群馬県内の今シーズン最後の大会に参加 9月6日、選手たちは今シーズン最後の大会となる記録会に出場しました! 各選手それぞれ力を出し切り、良い形で大会を終えることができました。
東京五輪の延期が決まった背景には、新型コロナウイルスの影響による予選の中止や、練習制限を選手やスポーツ団体が不安視し、組織委員会や国際オリンピック委員会()への圧力が強まったからだった。
同市総社町1丁目の王山運動場に選手らが集まった。
勝ち負けだけが全てじゃない。
市はふるさと納税を通じて1400万円以上を集め、代表団が7月まで滞在するのに必要な2000万円の確保に向け、募集を続けている。
日本と南スーダンとでは思い描くセカンドライフは異なると思いますが、お二人が考える未来への展望を聞いてみたいです。
おそらく、僕たちのストーリーに対して南スーダンの子どもたちもきっと興味を持ってくれると思います。
選手一人一人に合わせたオーダーコーチングがモットー。
ハードルを使うトレーニングやリレーのバトンを使ったダッシュを笑顔を交えながらこなしていった。
一方で、母国に住んでいる家族のことはいつも気にかけています。
アブラハムは「今はみんな南スーダンへ行くのは怖いだろう。
4月下旬ごろから練習場を確保できなくなり、5月末まではの河川敷で自主練習に取り組んだ。
参加予定だった大会やの中止も相次いだ。
猛暑の夏が過ぎ、だんだん涼しくなってきて、アクーン選手は、誰よりも早く長袖に衣替えしていました。
(現地では)内戦とかあるし、あんまり危険なところには出歩かないという習性があるのかも」と話しており、自ら回避しているとか。